コ・ヨンウク、上告審で弁護人変更“その背景は?”

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写真=マイデイリー DB
未成年者への性的暴行および強制わいせつ容疑(児童・青少年の性保護に関する法律違反)で、控訴審で実刑判決を言い渡された歌手兼タレントのコ・ヨンウク(37)が上告審では弁護人を変更した。

16日、法曹界によれば、コ・ヨンウクは既存の弁護人であるクァク・ソンファン、ソン・ヨンジュではなく、チャンソプ弁護人と今回の上告審をともにするという。クァク・ソンファン、ソン・ヨンジュ弁護人は第1審から控訴審まで続けてコ・ヨンウクの弁護活動をしてきたので、コ・ヨンウクが今回の上告審で弁護人を変更した背景に関心が集まっている。

コ・ヨンウクは9月27日、ソウル高等裁判所刑事8部(裁判長:イ・ギュジン)で行われた控訴審で、懲役2年6ヶ月に位置追跡電子装置(電子アンクレット)装着3年の刑を宣告され、これを不服とし、2日に上告した。

コ・ヨンウクは、2010年から2012年の間に未成年者3人に対して、計5回にわたって性行為および強制わいせつ行為を行った容疑で拘束起訴された。

当時、第1審で裁判部は、「被告人に対する公訴事実を全て有罪とする」と言い、コ・ヨンウクに懲役5年を言い渡した。これとともに、身元情報公開および告知7年、位置追跡電子装置(電子アンクレット)10年付着を命じた。コ・ヨンウクはこれを不服として第1審判決当日に裁判所に控訴した。

続いた控訴審でコ・ヨンウクは、第1審に比べ懲役は2年6ヶ月、位置追跡電子装置(電子アンクレット)装着年数は3年に減刑された。

裁判部は「被害者Aさんと争っている3回の犯罪行為の中で一番目は威力による姦淫と判断され、2次と3次は無罪と認められた。また、被害者の陳述が矛盾している部分があり、すべての陳述を認めるのはむずかしい」と言い、「これに懲役5年と電子アンクレット付着10年は重いということが認められる」と説明した。

その一方で、裁判部は「しかし、コ・ヨンウクが芸能人である自分の肩書きを利用し、幼い一般人に近づいたのは罪質が悪く、捜査期間中に追加犯行を行ったこと、幼い女性を好む習癖があり、性への認識が正しくないことなどから、執行猶予を言い渡すことはできない」と語った。

記者 : チェ・ジイェ