Nine Musesの新曲「GUN」躊躇う男に変化球で“誘う告白”

OSEN |

独歩的なモデルドル(モデル+アイドル)Nine Musesが、初のフルアルバムを発売し、音楽的な成熟度を一層高めた収録曲でイメージチェンジを図っている。

14日正午公開されたNine Musesの1stフルアルバム「PRIMA DONNA」のタイトル曲「GUN」は、女性の前で優柔不断な男性たちに向け、隙を与え告白を誘う変化球で好奇心を刺激する曲だ。ウエスタンスタイルのギターリーフ、感覚的なベースライン、そして自信に基づいた一層成熟したボーカルまで調和をなし、これまでのNine Musesのセクシーカラーに清楚で若々しい女性美までも加味させた。

「恥ずかしがり屋ね」「ほら、隙だよ」「真剣に告白してくれたらOK」という歌詞は、多くの男性が告白を前に躊躇い悩むことをもどかしく思う女性たちの心境を代弁している。そのような意味で、男性たちにも是非一度聞いていただきたい曲だ。

アルバムと共に公開された「GUN」のミュージックビデオは、荒地に佇むあるガススタンドを訪れた男性と、彼をめぐるNine Musesの9人のメンバーたちの魅力の発散が印象的だ。砂原で披露するNine Musesの群舞と、ミュージックビデオの途中で登場する若々しい清楚バージョンのNine Musesも見ものである。

先週音楽番組で先行公開された「GUN」のステージは、「さわりさわり」「もたもた」「もじもじ」など耳慣れする擬態語が、Nine Musesの妖艶で気だるそうな仕草で生き返り、「そうしていると飛んで行くよ~」という歌詞に合わせてメンバーたちが羽ばたくようなポイント振付は、キュートとセクシーを同時に表現しており、視線を引いた。

これまで「Figaro」「News」「Dolls」でNine Musesとタッグを組んだSweetuneハン・ジェホ&キム・スンスコンビがもう一度手掛けた「GUN」が、十分な跳躍でステージの上に華やかに飛び上がりたいNine Musesの願いをそのまま反映した。

この日発売されたNine Musesの「PRIMA DONNA」には、同名のイントロ曲を含め、噂を流布する人たちを風刺した「三寸舌」、ロックシックの魅了をたっぷり盛り込んだ「A FEW GOOD MAN」、別れる瞬間の1シーンを表現した「LAST SCENE」、愛されたいか弱い心を表現した「天生女子」など、女性の視線で見据えた恋に対する様々な姿と感じを盛り込んでいる。

Nine Musesは、10日Mnet「M COUNTDOWN」を皮切りに主要音楽番組でカムバックステージを披露し、14日正午アルバム発売を節目に本格的なカムバック活動を展開する予定だ。

記者 : パク・ヒョンミン