ボーイズグループEXOが、中国の大学入学試験の数学科目の問題に登場した。

日本の大学入試センター試験に相当する、中国の大学入学試験の「高考」の数学科目で、EXOを主人公にした問題が出題された。

この問題は、「EXOの1stリパッケージフルアルバム『Growl』の初回盤が4万枚発売され、各アルバムにはEXOメンバーたちのミニフォトカードがランダムで1枚ずつ封入されている。EXOファンクラブの会員であるファンファンは、一度にアルバムを50枚ずつ購入することができる」という前提で出題された。

問題の内容は次の通りだ。ファンファンが購入したアルバムに封入されているLUHANのミニフォトカードの平均、それぞれのメンバーがアルバムの発売を記念してランダムで400枚にサインを書いた時、ファンファンがLUHANのミニフォトカードと直筆サインが同時に入っているアルバムを手に入れられる確率などを求めるものだ。

特に問題の中でファンファンについて「LUHANのファンである」などと形容しながら、EXOのメンバーにも詳細に言及し、さらに視線を引いた。その上、韓国のグループが海外の大学入学試験の問題に登場したことは異例のことであり、さらに関心を集めた。

所属事務所であるSMエンターテインメントの関係者は同日午後、OSENの電話取材に「EXOが韓国に続き中国でも高い人気を集めていることを実感した。中国ファンの声援があったからこそ可能なことだったと思う」と話した。

EXOは最近、ある研究チームが調査した主要SNSサービスにおける音楽消費者が生成する韓国アーティスト関連ツイート(つぶやき)量の測定結果で占有率12.6％で1位となり、中国での高い人気を証明した。