映画「観相師」(監督：ハン・ジェリム、制作：JUPITER FILM)の主演俳優ソン・ガンホとチョ・ジョンソクが、観客に才気溢れる笑いを届ける予定だ。

「観相師」でソン・ガンホとチョ・ジョンソクはそれぞれ朝鮮一の観相家ネギョンと彼の妻の弟で問題のあるパトーナーペンホン役を演じる。二人は映画の序盤からネギョンの人並外れた能力によって歴史の渦に巻き込まれる瞬間まで常に一緒に行動し、息ぴったりの演技を披露する予定だ。

今回公開されたネギョンとペンホンのコンビ写真にはこのような二人の姿が盛り込まれており、人々の視線を独占した。ソン・ガンホとチョ・ジョンソクのこのような愉快な姿は時代劇ジャンルの重い雰囲気から抜け出し、観客に才気溢れる笑いを届けると期待が寄せられている。

特にソン・ガンホはこれまで「殺人の追憶」のキム・サンギョン、「グッド・バッド・ウィアード」のイ・ビョンホンとチョン・ウソン、「義兄弟～SECRET REUNION」のカン・ドンウォンや最近の公開作「スノーピアサー」のコ・アソンまで多くの作品を通じて錚々たる俳優たちと最高の演技を観客に届けてきた。

そんなソン・ガンホが「観相師」を通じて初めて共演するチョ・ジョンソクとコンビを組み、これまでとは違った新たな演技を披露する予定であり、早くから二人の共演に対する映画ファンの期待が高まっている。

実際にソン・ガンホとチョ・ジョンソクは息ぴったりの演技で現場の雰囲気を盛り上げたという。ソン・ガンホは「チョ・ジョンソクが僕の妻の弟として登場し、家族ということで映画の最後まで僕にくっついている。あまりにも才能のある俳優なので、演技はもちろんそれ以外の面でもとても愉快で一緒に撮影するのが幸せだった」と伝えた。

チョ・ジョンソクも「正直最初はとても緊張し、ソン・ガンホ先輩はどんな方だろうととても気になっていた。ネギョンの3人家族が集まって撮影をする日、とても気さくに接してくださって楽しく撮影することができた。ソン・ガンホ先輩と一緒に撮影をするだけでも光栄なのに、相手役ということで個人的にとても幸せだった」と伝えていた。

王の座が危うい朝鮮時代、顔を見れば未来を見ることのできる天才観相家が朝鮮の運命を変えようとして展開されるストーリーを描いた「観相師」は韓国で来月11日に公開される。