“成長した僕らをお見せします”B.A.Pの根拠のある自信(総合)

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写真=TSエンターテインメント
わずか6ヶ月で6人の男は変わった。恥ずかしがったり、ぎこちない笑顔を見せていた彼らは、ステージの上で一層自然になっていた。コンサートの熱気に夢中になり、余裕のある態度で客席を統率した。デビュー1年7ヶ月でツアー型アーティストに成長した。活動中、独特な色にこだわり、世界から注目を浴びたグループB.A.Pだ。

18日午後、B.A.Pがソウルオリンピック公園内のオリンピックホールで「B.A.P LIVE ON EARTH PACIFIC」のアンコールコンサートを開催した。

同じ場所でツアーを始めたB.A.Pは、地球に特別な歌を伝えると宣言した6人のエージェントから、悪党を退治する戦士にその範囲を拡大した。メンバーたちは6ヶ月ぶりにより一層成熟した面貌を見せた。

舞台装置はB.A.Pの魅力を十分発揮できるもので、2月のソウル公演と同じセットにこだわった。中央のメインステージとスタンド席を横切るT字型の花道は、ダイナミックなパフォーマンスや歌声を堪能できた。リーダーバン・ヨングクの指揮の下、デヒョン、ヒムチャン、ヨンジェ、ジョンアプ、ZELOは他のアイドル音楽とはレベルの違う構成を披露すると予告した。

これ以上の痛みや苦しみをなくすという意味のタイトル「No More Pain, No More Cry」の下で6人のメンバーは一糸乱れぬエネルギーを噴出した。宇宙船の中から登場したB.A.Pは「Warrior」「What The Hell」「No Mercy」を続けて歌いながら、神秘的な雰囲気を伝えた。

6人組の完全体を120分間フル稼働

2時間にわたって行われたコンサートで、B.A.Pは22曲を選曲し、感性の幅を広げた。グループ特有の重く、暗い雰囲気で幕を開けたメンバーたちは、「Coffee Shop」「I Remember」「秘密恋愛」「雨音」のステージを披露した。ミディアムテンポの曲に合わせ、失った恋に苦しむ男の切ない気持ちを感覚的に表現した。

ブラック&ゴールドのポイントを飾ったミリタリースタイルでカリスマ性をアピールしたメンバーたちは、ホワイト&ブラックのスーツ姿では洗練された魅力を見せつけた。曲の雰囲気に合わせた多様なファッションは、B.A.Pの公演のもう一つの見どころ。優れたプロポーションを誇る6人のメンバーは、大胆な衣装も完璧に着こなした。

特に、手の負傷により、2月のコンサートで部分的にしか参加できなかったヒムチャンの元気な姿は客席を沸かせた。ヒムチャンは「僕にとって今回のコンサートはとても感慨深い。ソウル公演の時は怪我をしていたため、きちんと参加することができなかった。でもアンコールコンサートには参加することができてありがたい。光栄に思っている」と明るく笑った。

ユニットもジャンルも“Best Absolute Perfect”

メンバー毎にユニットが可能なB.A.Pは、この日も様々な組み合わせで多様性を追究した。ヨングクとデヒョンは甘い歌声で「I Remember」を、ヒムチャン、ジョンアプ、ヨンジェはロマンチックに「秘密恋愛」を歌った。主にボーカルを担当するヨンジェとデヒョンは「空を走る」を、最年少のZELOとジョンアプは「Touch Me+Never Give Up」を、最年長メンバーであるヨングクとヒムチャンは「Sexy Clap」を歌いながらそれぞれの個性をアピールした。

ヒップホップジャンルをベースにしたB.A.Pだが、バンドとのコラボレーションで強烈なスピリットをアピールした。オールブラックのステージ衣装を着た6人のメンバーは、「Fight For Freedom」「COMA」「Power」「My First Kiss」を歌いながらパフォーマンスの代わりにアドリブを入れた歌声とジャンプを披露し、場内を熱く盛り上げた。

パシフィックツアーを終えたB.A.Pは、ユニットの構成やジャンルに縛られないグループとして成長した。メンバーたちは「6ヶ月の間、アメリカ、日本、台湾、香港、シンガポールを回って韓国に戻ってきた。時間が経つのがとても早い。一層成熟し、実力の面でも成長した。聴く耳と考え方も広くなった。(ZELOの場合)背が高くなっただけではないということをお見せできるようになった」と自信を示した。「海外ツアーを通じ、成長した姿を見せることができて嬉しい」というB.A.Pは、「One Shot」「Good Bye」でフィナーレを飾りながら次の公演を約束した。

記者 : キム・イェナ