裁判所「『SNL KOREA』は『チャク』の著作権違反ではない」

SBSがCJ E＆Mを相手取った著作権侵害訴訟で敗訴した。

ソウル中央地方裁判所民事12部は、tvN「SNL KOREA」がSBS「チャク」の著作権を侵害したとしながら、SBSが提起した1億5000万ウォン相当の損害賠償請求で、原告棄却判決を下した。

裁判所は「SBS側が主張するシーンは、著作権保護されないアイディアや、既存に使われていた表現形式に過ぎず、創作性が認められない」とし、「一部『チャク』と類似するシーンやフレーズが使われたとしても、殆どが著作権の保護対象にならない部分だ」と明かした。

続けて裁判所は、「『SNL KOREA』が模倣したのは、他の番組で一般的に使われていた表現形式に過ぎない」とし、「他の放送局が他人の著作物を模倣するパロディを使っており、これを『商道徳や構成な競争秩序』に反すると断定することは難しい」と付け加えた。

SBSは2012年6月から10月までtvNが「SNL KOREA」で放送した「チャク」囚人特殊1、2と、「チャク、囚人リターンズ」「チャク、メディカル特集」などに対し、著作権を侵害したと訴訟を提起した。