CRAYON POP「海外のファンたち、ヘルメットを被り韓国語で掛け声…びっくり」

OSEN |

ガールズグループCRAYON POPは韓国での人気上昇に比例し、海外での人気も右肩上がりだ。

CRAYON POPは13日午後、OSENの取材に対し「先週末に『青島(チンタオ)ビール祭り』に行ってきた。しかし、会場に集まった現地のファンたちが韓国のファンと同じく韓国語で掛け声をしていてびっくりした」と当時の状況を興奮気味に語った。

メンバーのグンミは「イベント会場は青島だったが、中国の土地が余りにも広く、現地の方々は私たちに会うために遠い所から汽車や飛行機で来た。長時間待たされたことを聞き、申し訳ない気持ちと有り難い気持ちを同時に感じた。ヘルメットまで被っていたので更に驚いた」と説明した。

9日にCRAYON POPは「第23回青島国際ビール祭り」(The 23rd Qingdao International Beer Festival、以下「青島ビール祭り」)に招待され、開幕前日の祝賀公演として「パパパ」と「Bing Bing」の2曲を披露し大きな歓声を受けた。この日の「青島ビール祭り」には、韓国歌手としては唯一CRAYON POPが招待された。所属事務所によると現在CRAYON POPは中国と日本をはじめ、アジア全域でオファーが相次いでいるという。

4日には東京に行き、ファンミーティングを開催した。人気が上昇する前に組まれたスケジュールだったため、場所が狭く、会場の外までファンの行列が出来る事態になったという。

CRAYON POPは最近このような人気に後押しされ、世界的なレコード会社ソニーミュージックと流通及び戦略的提携契約を締結した。これはPSY(サイ)の「江南(カンナム)スタイル」以降、韓国音楽コンテンツに興味を示すグローバル市場で、CRAYON POPの「パパパ」のMVが既に少なからず好評を得ている状態で、流通とプロモーションに翼をつけたような形だ。

双子のメンバーウェイとチョアは「所属事務所の人たちが喜び、私たちも本当に驚いた。更に、直接会った現地の関係者の方々が私たちを気に入ってくださって本当に嬉しかった。(ソニーミュージックという契約は)予想もできなかったことだ。一つ確かなことがあるとすれば、これまで私たちが本当に最善を尽くしてきたということだ」と喜びを示した。

CRAYON POPのグローバルな活動はこれからだ。CRAYON POPは先月19日、米国MTV IGGYで選定する今週のアーティストで、投票を通じて堂々の1位を獲得したこともある。MTV IGGY側は「可愛くユニークな振り付けとディスコサウンドで多くのファンの心を掴んだ」とCRAYON POPを紹介した。

またWSJ韓国語版は7日「直列5気筒ダンスのCRAYON POP、第2のPSYになるのか」という記事を掲載し、オーストラリアの時事ドットコムは12日「韓国のガールズグループCRYON POPは、『パパパ』で笑われたがる」という記事で、PSYの馬ダンスとCRAYON POPの直列5気筒ダンスを比べた。

CRAYON POPのメンバーは「いつも言うように、PSY先輩は私たちのロールモデルだ。このように比べてくださったこと自体に感謝する。(PSY先輩に比べると)私たちはまだまだ赤ちゃんなのに、光栄だ」とPSYと比べられることに謙虚な姿勢を見せた。

今年の目標を尋ねる質問には、他の新人グループと同じような答えが返ってきた。「新人賞」の受賞だ。CRAYON POPは「手強いライバルが多いが、本当に1度しか受賞できないので、今年は是非新人賞を受賞したい」という願いと共に「次の曲の活動も頑張り、更に愛されるCRAYON POPになるので温かく見守って頂きたい」という言葉で、更なる関心と愛情をお願いした。

記者 : パク・ヒョンミン