放送通信委員会「中国人で幸い」と報道したチャンネルAに重い懲戒処分

OSEN |

韓国の総合編成チャネル、チャンネルAの「ニュース特報」が7日、アシアナ航空機事故と関連した報道で放送通信審議委員会(以下「KCSC」)から懲戒処分を受けた。

KCSCは25日に全体会議を開き、アシアナ航空機着陸事故と関連した内容を報道する際、他国の国民の死に対し「幸い」という表現を使ったチャンネルAの「ニュース特報」に対して重い懲戒処分を議決した。

「ニュース特報」は7日未明に発生したアシアナ航空機着陸事故の経緯や死傷者などに関するニュースを伝える際、「死亡者は韓国人ではなく、中国人2人であったというニュースが入っています。私たちの立場では幸いだと言えるでしょう」という内容を放送した。

これに対し、KCSCは「生命は国籍に関係なく、大切な価値を持ったものであるにもかかわらず、人身事故について報道する際、韓国国民でなければ『幸い』と表現したことは生放送中の単なるミスだと言うには審議規定違反の程度が非常に重いという意見で、放送審議に関する規定第31条(文化の多様性尊重)を適用し、当該番組の関係者に対する懲戒および警告を決定した」と明かした。

記者 : ソン・ミギョン