イ・スンヨン、パク・シヨン、チャン・ミイネのプロポフォール第8回公判“依存性をめぐる激しい対立”

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写真=TVレポート DB
睡眠導入剤のプロポフォールを常習で違法投薬した疑い(麻薬類の管理に関する法律違反)を受けている女優イ・スンヨン、パク・シヨン、チャン・ミイネが、プロポフォールの投薬回数と依存性をめぐって検察側と激しく対立した。

15日午前10時、ソウル瑞草(ソチョ)区瑞草洞(ソチョドン)ソウル中央地方裁判所523号室(部長判事:ソン・スジェ)では、3人に対する麻薬類の管理に関する法律違反容疑の第8回公判が行われた。

この日の証人としては第7回公判で健康上の理由で出席しなかった証人のキム氏が出席した。キム氏はイ・スンヨンをはじめ、数年間多くの芸能人の施術を担当してきた医師だ。キム氏は2000年から2003年に渡ってイ・スンヨンにボトックス注射など皮膚科の施術を行った。

キム氏はイ・スンヨンについて「依存性は全く見られない」とし「イ・スンヨンは普段から『痛みにはよく耐えられるほうだ』と話しており、プロポフォールを投薬してほしいという頼みは一度もしたことがない」と証言した。

しかし、検察はキム氏が普段から使っていたボトックスの量に比べ、プロポフォールの過剰投薬で2010年に死亡したキム院長が3人の女優に注射したプロポフォールの量や投薬回数が多かったと主張した。

また被告人側が依存性について反論すると「プロポフォールは精神的な依存性があるだけであり、禁断症状は全くないと知られている」としイ・スンヨンがキム氏の病院で依存性を隠していた可能性もあると主張した。

イ・スンヨンとチャン・ミイネの弁護人はキム氏と死亡したキム院長の施術方法が異なっていたことを挙げ、プロポフォールの投与量は変動的であると主張した。パク・シヨン側は「施術中に患者が動くと肌にあざが残るので、睡眠麻酔を行う」というキム氏の言葉を用い「肌に敏感になるしかない芸能人たちは他の人よりも麻酔を求める可能性が高い」と主張した。

裁判所はキム氏に関する審問を終え、同日午後2時の公判では死亡したキム院長の病院で勤務していた看護助手たちに対する審問を行っている。

検察は3月にプロポフォールを常習的に違法投薬した疑いでパク・シヨン、イ・スンヨン、チャン・ミイネを在宅起訴し、タレントのヒョニョンを罰金刑に略式起訴した。

記者 : オンラインニュースチーム