「恋のじゃんけん」パク・シネ&キム・ジウン監督、視覚・聴覚障がい者のために才能寄付

MYDAILY |

写真=映画社グリム、MOG Interactive
映画「恋のじゃんけん」のキム・ジウン監督と女優パク・シネが視覚・聴覚障がい者のための才能寄付(自分の持つ才能を活かしてボランティア活動を行うこと)に参加した。

本日、映画社グリムとMOG Interactiveは映画「恋のじゃんけん」のバリアフリーバージョンの収録現場を公開した。

バリアフリー映画とは、視覚障がい者のための画面解説と聴覚障がい者のための韓国語字幕を入れ、障害に関係なく誰もが見られる映画のことを指す。2011年10月に発足したバリアフリー映画委員会が韓国映画はもちろん、多様なジャンルの映像をバリアフリーバージョンで制作している。

「恋のじゃんけん」を企画したKOLON SPORTは、バリアフリー映画委員会の趣旨に共感し、韓国企業としては初のバリアフリー映画の制作を決定した。「恋のじゃんけん」を手掛けたキム・ジウン監督も快く才能寄付を約束し、シナリオ監修と収録に参加した。

また音声解説と出演俳優が同じ場合、音声分別のため出演俳優がナレーションに参加しないのが一般的だが、今回は主演女優のパク・シネ本人からナレーションへの参加を提案し、本人が出演しない映画の序盤にナレーターとして参加した。

パク・シネは「視覚・聴覚障害を超えてより多くの方が映画を楽しめるようにするというのがとても意義深いことだと思う。微力ながらもこの作業に貢献できて嬉しいし、光栄だ」と感想を伝えた。

映画「恋のじゃんけん」のバリアフリーバージョンは7月に韓国で公開される予定である。

記者 : キム・ミリ