ミュージカル「ヘドウィグ」の韓国オリジナルキャストチョ・スンウ。彼のパワーは初演が行われた2005年当時とまったく変わらなかった。

2日、「ヘドウィグ」の制作社であるSHOW NOTEは「4月30日に開始された『ヘドウィグ』の第1次チケット販売で、チョ・スンウは販売開始後わずか9分で自身が出演する公演のチケットを完売させ、変わらないパワーを見せ付けた」と明かした。

特に、公演会場の一番後ろの列に仮設される補助席まで含めたすべての座席のチケットが完売となったと伝え、人々を驚かせた。

今回販売されたチケットは、開幕後の3週間、チョ・スンウが出演する合計14回、約6000席に該当するものだ。俳優に健康上の問題などの異変がない場合、50回以上「ヘドウィグ」のステージに立つことになっているため、SHOW NOTEはチョ・スンウが出演する公演の約2万3000席以上のチケットが完売すると見ている。これほどの売上は、中小規模のミュージカルですべてのキャストが2～3ヶ月間公演を続けてもなかなか出せない記録だという。

「ヘドウィグ」は第1次チケット販売の開始後、海外ライセンスを持つ有名ミュージカルとの差を大きく広げながら全体の売上ランキングで1位となった。すでに公演が始まった他の作品と比べ、「ヘドウィグ」は約1ヶ月後に公演が始まる作品であることを考慮すれば、非常に素晴らしい記録である。また、チョ・スンウだけでなく、ソン・チャンイ、ソン・スンウォンが出演する回のチケットも飛ぶように売れており、3人のキャストの公演チケットのほとんどは開幕前に売り切れる見通しだ。