RaNiaのキーワード“全身シースルー、露出、セクシーさ、そして…”

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デビューから強烈だった。他のガールズグループとは違う路線を選んだ。あまりにも強かった。ボディラインがそのまま見えるステージ衣装を着て、激しいダンスを披露した。そのおかげで、兵士の間には熱狂的なファンダム(特定のファンの集い)が形成された。爽やかな笑顔の代わりに、強烈な眼差しでステージを圧倒した。これが一般に知られているガールズグループRaNia(セム、ディー、シア、ティエ、チュイ)のイメージだ。

RaNiaはセクシーすぎるガールズグループ?「認めます!」

セム:RaNiaは「激しい」というイメージが強い。否定するつもりはない。しかし私たちの音楽に合うコンセプトを作る過程で、私たちだけのキャラクターを見つけたと思う。今回のアルバム「Just Go」では全身がシースルー素材で作られたステージ衣装を着た。ある程度予想はしたが、実際の反応は予想よりはるかに激しかった(笑) 実際に見ると、心配してくれるほど露出のレベルは高くはない。

ディー:わざわざセクシーになるための努力をしたり、そんなジャンルしか好まないわけではない。曲の雰囲気に従っただけ。ボディラインの露出、大胆なポーズや眼差しに対する負担はないかとよく言われる。メンバー同士では、そういうことはない。正直に言うと、最初の振り付けよりはむしろ弱くなった(笑)


RaNia、真の軍統領の威厳

シア:軍部隊の慰問公演に行くと、情熱的に反応してくれる。他の公演と比べるととても熱い。私たちの振り付けと衣装などを特に愛してくれるんだと思う(笑) 実は、韓国より海外のファンのほうが多い。ポップスの歌とパフォーマンスが功を奏したと思う。私たちが着た全身シースルーの衣装は錯視現象を狙った。服は着ているのに、露出が多いように見える。また、ボリューム感がたくさんあるように見えるが、残念ながら実際はそうじゃない(笑)

ティエ:カムバックするや否や、衣装を巡る論議で人々の話題にあがった。カムバックするたびにそういう部分がイシューになる。もちろんそういった部分が悪く見えるかもしれない。でも私たちは歌手なのに、外見的なことだけが強調されている。私たちの歌やメンバーたちの魅力がパフォーマンスにすべて覆われるようで、残念な気持ちがする。中身は無視され、外見だけが注目されているような気がする。

RaNia、悪質な書き込みとランキングは気にしない

チュイ:悪質な書き込みは見る必要がないと思う。考えなしに投げられた言葉に私たちは一喜一憂したくはない。そのような反応は、私たちにとって意味がない。音楽配信チャートで1位を獲得したり、ランキングが上がれば嬉しい。しかしある瞬間からそんなことにこだわらなくなった。ランキングに向かってただただ走ると、私たちが幸せじゃなくなる。自分たちの努力が報われる日が来ると信じている。いつか一度くらいは年末の授賞式で受賞する日がくるんじゃないかな。

ティエ:RaNiaはいつもステージの上では楽しむべきだと思う。音楽が流れる瞬間から変わる。みんな無理やり作らず、自然に行こうと思っている。飾っても、全部バレてしまう(笑) 5月からはアメリカ進出を本格的に始める。ドキュメンタリーの主人公も務めることになった。今、最大の急務は英会話の勉強。アメリカで私たちの音楽とRaNiaをちゃんと知らせるためには、上手に話せる英語の実力が必要だと思う。その片手間には演技レッスンも受け、必要な勉強を続けるつもり。


RaNia、YGエンターテインメントとの出会いは特別な経験

シア:所属事務所の代表がYGエンターテインメントのトップヤン・ヒョンソク代表と親交があり、彼に会って実質的なアドバイスをもらった。しばらくの間、YGエンターテインメント側との交流でたくさんのことに接することができた。アーティスト中心に構成された事務所のシステムが正直羨ましかった(笑) アーティストがステージで最高のコンディションを見せることができるよう、すべてをアーティストに合わせている。そのアーティストは自信溢れる素晴らしいステージを披露していた。深い感銘を受けた。

ディー:RaNiaのメンバー構成に変化があった。何回か繰り返されたので、十分適応している(笑) カムバックしたとたん、脱退という記事が出された。記事を読んだ方々は、チームの分裂を考えたかもしれない。RaNiaというチームがファンから信頼を失ったのではないかと心配している。今後追加的な変化もありえる。練習生の中からメンバーを充員する可能性もある。


RaNia、全身シースルーと大胆なダンスのないステージに

セム:RaNiaとして一緒に暮らしてからもう4年になる。メンバーのみんなとは、姉妹というより親友のような気がする。どうやら頼れるのはメンバーたちしかいないと思う。アメリカなどでの海外活動も、メンバーだけを信じて決めた。いつかはRaNiaも踊らなくても綺麗に見えるステージ、ギターを弾きながら歌うアコースティックステージに立つ夢を見てみる。

RaNia:私たちの夢は一つ。一部ではなく、多くの人々に認められるグループになりたい。今は私たちの色を好まない方々もいる。RaNiaの実力で、老若男女を問わず、みんなに愛されるグループになりたい。メンバー全員の名前が知られる日まで、韓国であろうがアメリカであろうが、どこででも一生懸命にする。私たちはRaNiaのセム、ディー、シア、ティエ、チュイ~

記者 : キム・イェナ、写真 : ムン・スジ