イ・ミンジョンの祖父パク・ノス画伯が死去…享年86歳

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写真=YTNニュース スクリーンショット
女優イ・ミンジョンの祖父で、韓国美術界の巨匠である藍丁(ナムジョン)パク・ノス画伯が、25日午後1時20分に延世(ヨンセ)大学セブランス病院で老衰のため死去した。享年86歳。

1972年に清南(チュンナム)燕岐(ヨンギ)で生まれた故人は、ソウル大学美術学部を卒業し、画壇に入門した。1955年に韓国最高の権威を持つ美術展覧会「大韓民国美術展覧会」(「国展」)において、「仙簫韻」という作品で水墨彩色画としては初めて大統領賞を受賞し、その名を知らせた。

故人は画壇の傾向に従わず、墨と色彩をバランスよく合わせ、個性のある構図と表現の方式で独自の作品世界を築いた。

故人はソウル大学美術大学教授、ソウル美術大展推進委員長、大韓民国芸術院美術分科会長などを務め、弟子を育てるのはもちろん韓国美術界の発展にも貢献した。

2003年に水頭症で倒れ、寝込んだ後も2010年に国立現代美術館の徳寿宮(トクスグン)美術館で回顧展が開催されるなど、彼の作品世界に対する注目は収まらず、韓国画壇の巨匠となった。

故人の葬儀場は延世大学セブランス病院に設けられ、出棺は27日午前9時に予定している。

記者 : シン・ナラ