スエ、悪女の演技でCMオファーなくなる?「事実無根、演技に集中する」

OSEN |

女優スエが、悪女の演技でCMのオファーが入らなくなったのではないかという一部の憂慮に対し、淡々と立場を語った。

スエは現在放送中のSBS月火ドラマ「野王」で、自身の欲望のためにハリュ(クォン・サンウ)を裏切り、子供まで捨てる非情な女性ダヘに扮し、熱演している。劇中でダヘは義父の殺人罪までかばい、ホストクラブで働きながら自身を支えたハリュに離婚を要求し、財閥家のドフン(東方神起 ユンホ)に抱きしめられ、ドラマチックな緊張感を牽引するキャラクターだ。作品やキャラクターがあまりにもドラマチックで、視聴者から“悪女”と言われているが、演技力が高いからこその結果である。

スエという女優のイメージは、きれいで清純で女性らしいイメージが強かった。主に清楚でかよわい女性を演じ、たくさんのファンから愛され、広告主からのオファーも続いた。しかし、今回「野王」の悪女キャラクターで大きなイメージチェンジを図り、好評を得ると共に悪いイメージが生まれるのではないかと懸念され始めた。さらに、一部では最近契約が終わった化粧品のCMを例に挙げ、広告業界でのスエの立場に対する否定的な観測まで出ている。

これに関連しスエの関係者は4日午後、OSENに「『野王』出演後CMがなくなったことは事実ではない。8年間モデルとして活躍した化粧品CMの場合、『野王』に出演する前からすでに契約が終わっていた。作品やキャラクターのため突然起きたことではない」と語った。

また、「スエが演じる『ダヘ』キャラクターが優しくて良いイメージなら、ドラマの展開や状況に合わない話ではないか。作品のため台本通り必要な演技をしている。ベストを尽くして臨んでいるため“悪女”とまで言われるのだと思う。演技は演技として見てほしい。悪いキャラクターを演じることでイメージが悪くなれば、女優としてどんな変身とチャレンジができると言えるのだろうか」と付け加えた。

韓国で1月29日に放送された「野王」第7話は自己最高視聴率を更新し、同時間帯2位に上がった。

記者 : ユン・ガイ