「会いたい」通俗は強力だ ― Best or Worst

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ストーリー

ミョンヒ(ソン・オクスク)とジョイ(スヨン/ユン・ウネ)はお互いの正体を確認するが、二人だけの秘密にとどめたまま、涙で別れる。その後、ジョイはミョンヒが置いていった靴を返すため、昔、住んだ街を訪れるが、そこでジョンウ(JYJ ユチョン)の姿を盗み見て心をときめかせる。そして、徐々に心境の変化を見せるジョイを見守るヘリ(ユ・スンホ)の心により濃い影を落とす。一方、ジョンウはジョンミョン(オ・ジョンセ)を通じて受け取ったジョイのアドバイスを参考に、カン・サンドクを殺した犯人が清掃員(キム・ミギョン)ではないかと疑い始める。

Best or Worst

Worst:複雑な事件が絡み合っているように見えるが、実は「会いたい」が語っていることはそれほど深くない。このドラマがトラウマを扱う方法は、すでに切り込みが入っている角材を折るように、とても簡単で単純であり、登場人物たちは強迫と傷を“使い捨ての感情”のように簡単に使って隠すことを繰り返す。しかし、このドラマは多くの粗末な点を登場人物たちの盲目的な勢いで乗り越えるといった不思議な瞬間をしばしば作り出す。復讐を夢みるヘリとスヨンに執着するジョンウの勢いは変わらず、これは視野を広げたり深く突っ込む代わりに、前に突進することでドラマに没頭させる「会いたい」の意向とも似ている。そのため、ついに2人の男がスヨン/ジョイを間に対立することになった途端、ドラマは強烈な衝突の中心を自ら探し出した。ヘリがハン・テジュン(ハン・ジニ)と対立し、ジョンウが事件に集中した今日の放送が、2人の男を対比させた昨日に比べてゆるく見えたとしたら、そのためだろう。依然として通俗は力が強く、中途半端なジャンル物より強力だということは言うまでもない。

仲間たちとおしゃべりするポイント

― 次の人の中で一番うらやましい人は?
1.可愛いコートが多いジョイ
2.ハン・ジョンウ刑事が“僕たちは恋人”と呼ぶ清掃員
3.若いヘリ・ボリソンに非常によく似合う“杖”

― 次の中でドラマ「会いたい」のOSTに相応しい曲の歌詞は?
1.落ちる涙が ぽろ ぽろ ぽろ
2.会いたい 会いたい こんな私が憎くなるほど
3.自由にあの空を飛んでいっても驚かないでください
4.人を死ぬほど愛したことがありますか?

― 「会いたい」の鳥肌が立つ3つの話
1.イ・スヨン?
2.チョ・イル?
3.あそこにテープあるじゃん……

記者 : ユン・ヒソン、翻訳 : ナ・ウンジョン