【REPORT】ユチョンに会いたい!13000人が初の単独イベントに集結「次は3人で絶対来ます!」

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7月9日。霧雨の中、横浜アリーナにて「パク・ユチョン『会いたい』ドラマイベント~初恋の黄色い傘~」が開催された。人気絶頂のユチョン、日本での単独イベントは今回初ということで、チケットは早くから争奪戦が伝えられた。当日会場入りしてみれば、スタンド席のてっぺんはもちろん立ち見席までファンでぎっちり! もの凄い熱気。そんな13,000人の「ユチョンに会いたい!」気持ちがマックスになった19時過ぎ、アリーナセンター後方から、まさかのゴンドラに乗ったユチョンが登場!「キャー! ユチョン!」大歓声を浴びながら宙吊り状態でゆっくりと舞台に向かうユチョン。白シャツに濃色のベスト、黒のパンツ 。高い所は苦手なはずだが、四方八方見渡しながらニコニコと一生懸命手を振っている。なんてカワイイその笑顔。


ポゴシポッソ ユチョン!ユチョンに会いたい!

ステージに上がった第一声は「みなさん、こんにちは~」。そのまま「会いたい」のメインテーマでもある「魔法の城」を熱唱。歌い終わると「ありがとうございます」。舞台上には滑り台、ブランコ、「ポゴシッタ」と落書きのある壁、街灯があり、ドラマ「会いたい」の世界が再現されている。司会はK-POPイベントでおなじみの古家正亨。そしてここでサプライズ。客席の全員がMCの合図で「ポゴシポッソ ユチョン」と書かれた幸せの黄色い紙を掲げたのだ。「ユチョン! 会いたかった~!」の大歓声に嬉しそうなユチョン。こうしてイベントはスタートし、総立ちだったファンもやっと着席。ユチョンのそばには通訳さんがいたが念のため待機という状態で、やりとりはすべて日本語で行なわれた。
最初のコーナーは、事前にサイトで募集された「ファンが選ぶ名シーン」の発表。黄色い傘のシーンを振り返って「ロマンチックな場面なのに風が強くて傘がブルブル震えてしまい、NGが出ました」と現場を再現して笑わせるユチョン。「切ない街灯」シーンでは、実際に韓国のロケ地まで行って街灯に触ってきた人がたくさんいると知ってビックリ。電球に触ったと勘違いし「あんなに高いところにどうやって昇ったの?」その後、ポールだと気づいて苦笑い。「ポールを触りながら何考えたんですかね。ちょっといやらしいですね。やっぱりみなさん特別ですね。コワイです(笑)」

1年3ヶ月ぶりの来日だったので日本語が不安で、昨夜は練習もしたというユチョン。そのかいあってかトークも絶好調。お次はキスシーンの映像がこれでもかと登場。あまりの数の多さに照れて下を向いてしまったが「ユチョンさんはキスを味わっている感じです」というファンのコメントに思わず爆笑。「恥ずかしいですね。キスシーンはどうやってあげたらいいのかわからないし、早く終わらせたいだけです。歯磨きはしますよ。でも最近は僕よりもジェジュンのキスシーンのほうがすごいと思います。ドSな感じで(笑)」といきなりメンバーの話題を持ち出して話をそらしたり。演技がうまいと褒めるMCに「前よりは少し自信がつきました。自慢じゃなくて自信ですよ」と謙遜する一幕もあった。


ユチョンを取り調べ!知られざる素顔

お次は「イカれた芸人の取調室」コーナー。ウサギの耳をつけた次長課長の河本準一と女性芸人コンビ、アジアンが登場。タレコミをもとに、ドラマに出てくる“イカれたウサギ”ことハン・ジョンウ刑事=ユチョンを取り調べるという。最初は「大酒飲みの容疑」。マネージャーからの告発で、どんなに飲んでも自分は酔わないから、他人の失態を覚えていて迷惑だと暴露される。「昔、ウイスキーを2時間で6人で15本あけたことがあるけど、それでも平気だった」というユチョンに唖然とする一同。だが最近は酔っ払って自宅のトイレで寝たり、頭が痛くなることもあるとか。「ミルキスとイカピーナツが好きすぎる容疑」では乳酸菌飲料が好きで苦いコーヒーよりはイチゴスムージー。チョコレートは甘すぎるから食べない、という好みが明かされた。何をしても起きない「眠り王子の容疑」では車での移動中の寝顔を再現してみせたり、「透視能力がある容疑」では「空気が読めるんです」と言ったり。最も盛り上がったのは「冷静な頑固者容疑」。食べたい物があればどこにでも行って食べる! 食べ物以外でもやりたいことは絶対にやる! 出来るようにがんばる! というユチョン。「最近は200キロ運転して焼き魚を食べに行きました」と言うのでまたまたビックリ。「昨日は僕たちが5人だった頃から知ってるラーメン屋さんに行ってきました。『ユチョン君のおかげでお客さんいっぱい』とお礼を言われてTシャツをもらいました」。ユチョンによれば「お店の前で2時間行列する日本人のほうが僕より凄い。韓国人は並んでいたら他の店に行く」とのこと。知られざる素顔がいっぱいのコーナーとなった。


選ばれた幸運な5人とドラマのワンシーンを再現

続いて「わたしはなりきりスヨン」のコーナー。13,000人の中から5人のスヨンが選ばれることになり、各エリアのファンを公平に当てたいのだがダーツがいうことを聞かず、笑いの神様に翻弄されるユチョン。幸運な5人は舞台にあがってユチョンとドラマの名シーンを再現する。最初は「洗濯バサミで髪をとめてもらう」。記念のツーショット写真を撮った後「理想的なおでこを持ってますね。僕はちょっと広いんですけど」とさらっというユチョンに大爆笑。「滑り台の下に隠れていて見つけた、友達になろう、と言ってもらう」「アイアイ傘で見つめあう」のシーンでは、手を握ったり、傘の向こうに2人で隠れたり。あまりのうらやましさに場内のあちこちから大きな悲鳴が!「赤いマフラーを巻いてもらう」では「風邪ひいちゃうよ」と甘い声で言いながらぐぐっと接近。ギャー近い、近過ぎる! そして最後は「おまじないで悪い記憶を消してもらう」。消したい記憶は? という質問に「年齢」と即答する可愛らしい人生の先輩ファンに場内もユチョンもバカウケ。最後は「バイビー」と言って5人を見送るユチョン。「みなさん思ったより演技がうまかったですね。特に最後の方はカンペキでした」。

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「もしも僕の彼女をジェジュンが…いや~それはダメ(笑)」

ここで一度退場、赤いチェックのジャケットに着替えて再登場したユチョン。ここからはユチョンの内面に迫る「これってあり? なし?」のコーナー。どんな質問が飛び出すかびくびくのユチョン。普通この手のコーナーはどちらかの札をあげてテンポよくサクサク進むものだが、なぜか猛烈に迷い悩みまくる。「好きな女性を14年待ち続ける?」という質問には「う~ん、今からだと僕は40代になっちゃうし。14年は長い。逆にこわくないですか? 14年間、あなただけ待ってました、って。ムリだと思います」。「恋人がいる人を好きになる?」には、最初は「あり。だって心は止められないから」と答えたあと「あ、いや、でも、もしも僕の彼女をジェジュンが……(想像したらしく) いや~それはダメだな~。やっぱりなしにします!(爆笑)」。次は「男女間の純粋な友情はあり?」これも「あああ~ビミョウなんだよな~」と悩みに悩んで二転三転、結局は「なし」。「共演者を本当に好きになる?」には「なし」の答えで会場から安堵のため息が。撮影中は本当に好きにならないと演じられないが、カットがかかった瞬間、「誰でしたっけ?」となると冗談めかしてみせた。「男は待つのが仕事だ?」は「そのほうが気持ちが高まるし、待ってあげたいですよね。でも14年はムリ(笑)」。「お母さんの前でキスする」は「なし!」と即答。「僕が結婚したら子どもの前ではキスしたい。でも、彼女の立場ならどう思うかな」。
MCから「つねに相手のことを考えるジェントルマンなんですね」と言われ「意外にね!」と返すユチョン。「あ~楽しかった。最初は不安だったけどこのコーナー面白いですね。もっと質問ないんですか?」。すっかりリラックスしたユチョンのくるくる変わる表情が最高だった。


「10年すぎて、みなさんとこれからもずっといきたい」

ここでJYJの2人からメッセージVTRが上映された。「ファンミおめでとう。楽しい時間を過ごしてください。ユチョンもみなさんの愛を待っていたと思います。もっともっと大きな愛をください。ユチョンがきっと喜びます。ファイティン!」とまるで事務所の社長のような貫禄と口調のジュンス。「最近、日本に行けなくてさびしい。ユチョンがうらやましい(中略) 日本語恥ずかしいですね。またどこか、いつか、誰かと会いましょう」話が長いとユチョンに突っ込まれるジェジュン。3人の仲良しぶりが伝わってきて沸く会場。

そしてイベントの締めくくりには、ユチョンからファンへ、感謝の言葉があった。
「最初にステージに立ったときから涙が出そうな感動をもらいました。2005年に日本でデビューしてよかったな、日本で活動して本当によかったなという気持ちです。秘密もあるんですよ。日本でもずっと活動したいし、日本のラーメンも好きだし、みなさんも好きだし。10年すぎて、みなさんとこれからもずっといきたいなという気持ち。僕は生まれて、東方神起でデビューして、JYJでもドラマでも、こうしてみなさんとお会いできてラッキーだったと思ってます。ありがとうございます」

大歓声のなか「君に・・・期待」と「君のための空席」を笑顔で歌うユチョン。広い会場がひとつになって、甘く幸せなユチョンの世界に包まれていく。そして最後の挨拶。
「正直に言うと、僕は日本で単独でファンミーティングをやるのは初めてで、すごく緊張して日本語で最後までできるかな、と心配してたけど……僕はまだ20代だからいけたんですよね(笑) 今日はありがとうございました。今度は来年になる前に3人で来ます。約束します。どうなるかわからないけど、約束します。来年になる前に3人で日本に来ます。それまで待っていてください。今日はありがとうございました」。


「次は3人で来ます。絶対来ますので待ってて!」

こうして去って行ったユチョンだが、アンコールの拍手にこたえて再び登場。「君と春を歩く」を歌いながら、トロッコに乗って会場内を一周。「気をつけて!」と言いながら、色とりどりのサインボールをバズーカ砲でぶっぱなす。結構な勢いで飛ぶボールをキャッチしようと大騒ぎの客席内。興奮が最高潮に達したとき、天井からドラマのタイトルの入ったハート型の紙がひらひらと降ってきた。一枚拾って嬉しそうなユチョン。「みなさん、今日は本当に楽しかったです。これからもこのドラマのタイトルみたいにずっとみなさんに会いたいです。次は3人で来ます。絶対来ますので待っててください。また会いましょう! ありがとう、みんな!」最後は敬礼をのこしてして階段を駆け上がる。2時間半のイベントはこうして幕を下ろした。

ファンの、そしてユチョンの「会いたかった~」という思いが結実した今回のドラマイベント。可愛くてカッコよく、男らしくてユーモアがあって、ちょっぴり天然でどこまでもお茶目、ドキッとするほどセクシーなユチョン。コンサートではないのに4曲も歌ってくれて、最後の挨拶では自分の今の思いをきっちり伝えてくれた……。「これまでも好きだったけど、もっと好きにならずにいられない」「ユチョン大好き!」という声があちこちから聞こえる、大成功のファースト単独イベントとなった。

ライター:望月美寿

【DATV放送情報】
8月のDATVはユチョンに夢中~素顔がいっぱい!~
■「会いたい」スペシャルメイキング
8月15日スタート 9時~ (※2話連続放送)
※「会いたい」スペシャルインタビューも8月随時放送

■屋根部屋のプリンスメイキング~ユチョン王子の撮影日誌
8月22日スタート 23時30分~ (※2話連続放送)

【DVD・サントラ情報】
「会いたい」DVD SET 1、2 各¥19,000+税 絶賛発売中!
「会いたい」オリジナル サウンドトラック ¥3,000+税 絶賛発売中!

記者 : Kstyle編集部