YGブームに終わりはない…PSYとイ・ハイに続くソロはカン・スンユン?

OSEN |

2012年の歌謡界を強打した“YGブーム”が、来年には更に強くなると思われる。

今年BIGBANGを皮切りに、SE7EN、2NE1、PSY(サイ)、EPIK HIGH、イ・ハイなど、YGエンターテインメント(以下YG)の音楽配信チャート席巻は続いた。特にYGに移り一気にワールドスターとなったPSYと、下半期に歌謡界を席巻したイ・ハイの活躍が目立つ。

YGは元々しっかりした実力派少数精鋭で、正統派ヒップホップを強調してきた主流企画会社だ。しかし、今年新しく迎え入れた歌手もラインナップに含めることで、想像以上のヒットを続け、これから登場するYG歌手への関心が高まっている。YGのヤン・ヒョンソク代表プロデューサーは、来年からカン・スンユンのソロデビューを含め、新人ガールズグループなどを順にお披露目する計画を既に発表している。

今年のYGのヒット神話の始まりは歌手PSYだった。PSYはYGが外部から迎え入れた初の歌手だ。彼は7月15日「江南スタイル」を発表し、全世界に「江南スタイル」ブームを巻き起こし、前例のないシンドロームを起こしている。彼の曲は現在YouTube歴代動画のうち、最多再生数記録を達成し、最初の10億回達成まで狙っている状況だ。それだけでなく、ビルボードチャートで7週連続2位を記録し、UKチャートなどあらゆる海外チャートで1位を席巻するなどの珍記録を達成した。

続いてYGは新人歌手イ・ハイを発掘し、スター発掘能力が単純な偶然ではなかったことを証明した。イ・ハイはオーディション番組「K-POPスター」を通じて発掘した素晴らしい原石だった。YGはイ・ハイが備えた基本を土台に、短所を補い、長所を最適化したトレーニングを通じて、今年下半期の歌謡界を席巻する宝石に変えた。

イ・ハイはデビュー曲「1.2.3.4」のリリースと同時に、国内の主な音楽配信チャート1位を席巻し、この記録を23日間維持した。またMnet「M COUNTDOWN」でデビュー舞台と同時に1位のトロフィーを手にし、3週連続1位を守った初の新人となった。

今年の終わりを華やかに飾っているYGの未来は、来年も明るい見通しだ。YGを通じてMnet「SUPER STAR K2」で一気にスターとなったカン・スンユンが、来年ソロでデビューすると発表されたからだ。

YG側は「カン・スンユンは遅くても来年2月中にバンドやアイドルグループのメンバーではなく、ソロ歌手として正式デビューする」とし、カン・スンユンがイ・ハイに次ぎ、YGの新人ソロ歌手の列に合流することを伝えた。

またYGはソロだけでなく、新人ガールググループも意欲的に準備している。今まで謎に包まれていた新しいガールズグループのメンバーは、イ・ハイの新曲「SCARECROW(カカシ)」にコーラスとして参加することで姿を現した。YGの関係者は「彼女たちはレベルの高い歌唱力とパフォーマンス能力、そして素晴らしいビジュアルまで備えている。来年のデビューを目標にしている」と伝え、幅広い新人のラインナップを予告し期待を高めた。

記者 : パク・ジオン