帰ってきた「ヒザ打ち導師」チョン・ウソンに鋭い質問連発

OSEN |

放送休止から約1年、「黄金漁場-ヒザ打ち導師」(以下「ヒザ打ち導師」)のカン・ホドンは、ピアノを弾く感性豊かな人物になり、“生意気な導師”ユ・セユンは泣き虫になった。だが、トーク番組「ヒザ打ち導師」は、相変わらずの鋭い質問で視聴者をすっきりさせた。

29日午後11時15分、MBCバラエティ番組「ヒザ打ち導師」が帰ってきた。2007年1月3日に始まった「ヒザ打ち導師」は、昨年カン・ホドンが暫定的な引退を宣言し、10月12日の放送を最後に休止されていた。そのカン・ホドンが1年ぶりに復帰を果たし、“生意気な導師”のユ・セユン、“野望童子”のZE:Aグァンヒと共に番組が再開されたのである。

新しいトーク番組ではない。1年前との違いはオールライズバンドが降板し、新しいレギュラーとしてグァンヒが投入されたことだけである。だがゲストが聞かれたくない質問もずばりと投げかけるのは相変わらずで、これまでどこでも聴くことのできなかったチョン・ウソンの率直な魅力を見ることができた。

この日、再開した「ヒザ打ち導師」のゲスト俳優チョン・ウソンは、“秘密主義”芸能人として有名で、彼がトーク番組に出演したのは、2008年「パク・チュンフンショー」以来4年ぶりのことである。

「ヒザ打ち導師」は約1年間の放送休止への懸念を放送再開1回目で払拭させた。チョン・ウソンに最初から元恋人のイ・ジアを連想させるような「パリの恋人」や「チョン・ウソンにとってパリは?」と言う質問をぶつけたり、親友の俳優イ・ジョンジェとの噂を暴くと予告したりするなどの勢いだった。

また“生意気な導師”ユ・セユンがチョン・ウソンに映画「ビート」以来ヒット作がないと毒舌を吐いたり、テレビ映りがよくないというチョン・ウソンの発言にブーイングしたりしながら笑いを取った。チョン・ウソンは序盤からの鋭い質問に「帰りたい」と困惑を隠せなかった。

しかしすぐ「ヒザ打ち導師」と言う番組に馴染んできた彼は、聞かれてもない「過去ホストクラブで働かないか」と誘われたことがあると率直に話し、視聴者たちを驚かせた。さらに「ビート」で共演したコ・ソヨンに本気で惚れていたことや、恋人との友達でも恋人でもなかった曖昧な関係を告白した。

この日、1年ぶりに放送を再開した「ヒザ打ち導師」は、コントからスタートした。カン・ホドンは緊張のあまり、コントの途中に「やり直そう。NGを出すと美味しいよ」とつぶやきながらしどろもどろした後、ユ・セユンとコントを続けた。さらにカン・ホドンは「愉快な笑いと特別な感動を届ける『ヒザ打ち導師』にしたい。よろしくお願いします」と覚悟を伝えた。

放送前に報道され、関心の的になった元恋人イ・ジアについてのチョン・ウソンの心境は、この日には放送されず、役者として成功する前の厳しかった生活が主な内容だった。

しかし、予告ではチョン・ウソンがイ・ジアについて慎重に触れ始めた部分が公開された。まだ本当の話は始まっていない「ヒザ打ち導師」、やっと1回が放送されただけである。

記者 : ピョ・ジェミン