BIGBANGからイ・ハイまで…韓国の音楽業界は一年中YG

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上半期のBIGBANGを皮切りに大物新人イ・ハイまで、YGエンターテインメント(以下、YG)が2012年韓国の音楽業界を独占している。

10月29日、デビュー曲「1.2.3.4」を発表したイ・ハイは、音楽配信を開始してから16日間配信チャート1位をキープしている。“大物新人”という修飾語を得たイ・ハイは、上半期Busker Buskerが立てた12日連続音楽配信チャート1位という記録を追い越した。また、楽曲のダウンロード数を集計するGAONチャートで、発売第1週にPrimaryの「?」と2倍以上の格差をつけ、トップとなった。また、8日Mnet「M COUNTDOWN」では、デビューステージで1位となり、オーディション出身の新人歌手としては相当な記録を残した。

イ・ハイの前には、YGで初めてアルバムを発表したEPIK HIGHが音楽業界を揺るがした。EPIK HIGHは10月19日、3年ぶりに発表したアルバム「99」の先行公開曲「寒い」で本格的な活動を行う前に、音楽配信チャート上位にランクインした。また、彼らはチームが結成されて以来初めて「UP」と「Don't Hate Me」のダブルタイトルで活動し、ファンと継続的に交流している。

BIGBANGのG-DRAGONも3年ぶりに自身の2ndソロアルバム「ONE OF A KIND」で話題を集めた。9月1日先行公開した「THAT XX」のミュージックビデオは、公開して1日で再生数250万回を超え、様々な音楽配信チャートで1位を占めた。続いて15日夜0時にアルバム音源を公開した後は、MelOn、Mnet、Bugs、Olleh Music、NAVER、Daum、Cymusic、Soribada、Monkey3の9つのチャートを独占した。

今年夏の音楽業界は、YGのメンバーとなったPSY(サイ)が熱く盛り上がった。PSYは7月15日公開した「江南(カンナム)スタイル」で韓国の音楽業界を独占したことに続き、YouTubeに掲載されたミュージックビデオの人気に支えられ、世界進出に成功した。現在、このミュージックビデオは再生数7億回を突破し、歴代2位の再生数を記録している。彼は韓国の歌手としては初めて「MTV EMA FRANKFURT 2012」「The 40th Anniversary American Music Awards」等に出演する等、海外有数の音楽授賞式まで占領した。また、韓国歌手としては初めて米ビルボードHOT100チャートで7週間連続2位を記録している。

BIGBANGは2月公開した5thミニアルバム「ALIVE」で26万枚を突破する販売高を記録し、アルバムチャート1位を占めた。上半期に発売されたアルバムのうち、20万枚を突破したのは「ALIVE」が唯一だ。BIGBANGは6月発売したスペシャルアルバム「Still Alive」で放送活動をしなくても配信チャート1位になれることを証明した。配信チャートでもBIGBANGのパワーはものすごかった。BIGBANGはミニアルバム「ALIVE」に収録された曲「BLUE」で298万件余りのダウンロードを記録し、上半期配信ランキング2位を記録し、同アルバムに収録された「FANTASTIC BABY」は285万件のダウンロード数を記録し、「BLUE」に続き3位に上った。

2012年、音楽業界の席巻はSE7ENから始まった。SE7ENは2月1日、新曲「僕が歌えなくても」を発表した直後、主な配信チャート1位となり、米iTunesのR&Bチャート1位、カナダiTunesのR&Bチャート2位を占めるなど、グローバルな人気を集めた。

YG側の関係者はこれと関連し「様々な音楽をお聴かせしようとした戦略が通じたと思う。関心を持っていただく分だけ、よりいい音楽を披露したい。ありがとうございます」と伝えた。

記者 : イム・ヨンジン