キム・ジャンフン「一方的な韓流は崩壊…華流や日流も重要」

OSEN |

歌手のキム・ジャンフンが、韓流の次の段階として“華流(中華圏発の文化)”と“日流(日本発の文化)”も重要だと指摘した。

彼は、25日の午前11時にソウル汝矣島(ヨイド)CGVで行なった10thフルアルバム「NOTHING(ない)」MVの試写会で、「韓流が人気を得るほど、その後の反作用も考えなければならない。他の国では、一方的な韓流に抵抗感を抱く可能性もある。例えば、中国の歌手も韓国によく入ってくるようにしなければならないと思う」と語った。

また、彼は「韓流は、あえて政府が支援しなくてもうまくいく。逆に、今は韓国に入ってくる文化を支援しなければならない時期だと思う。バランスが取れなければ崩壊するのではないだろうか。だから僕のコンサートも、中国の歌手と一緒にすることにした」と話した。

彼は、来年から始まる中国での活動に対し「4年前からオファーがあったけれど、専らコンサートで勝負したいと思ってゆっくりやってきた。しかし北東アジア問題で、予想外に知名度が上がった。知名度に頼りたくなかったので、コンサート活動に拍車をかけることにした」と語った。

彼は11月19日に10thフルアルバムをリリースする。2006年「HONEY」以来6年ぶりに発表するアルバムだ。タイトル曲「NOTHING」のMVにはパリス・ヒルトンが出演し、映画「スパイダーマン」の3D撮影チームである3ALITYと「アバター」に参加したLOOK FXチームが一緒に作業した。10億ウォン(約7百万円)を越える費用を投入した大作MVとなった。

記者 : イ・ヘリン