「嘆きのピエタ」キム・ギドク監督&チョ・ミンス&イ・ジョンジン、DMZ映画祭の開幕式に参加

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写真=ユ・ジンヒョン記者
映画「嘆きのピエタ」のキム・ギドク監督と主演俳優チョ・ミンス、イ・ジョンジンが、第4回DMZ国際ドキュメンタリー映画祭(以下、DMZ映画祭)の開幕式に参加する。

第4回DMZ映画祭は21日午後7時、民統(ミントン)線の都羅山(トラサン)駅で開かれる開幕式を皮切りに、映画祭の幕を開ける。

クロスオーバー(ジャズやポップス、ロックなどのジャンルを越えて融合する様式)ピアニストであるマクシム・ムルヴィツァのピアノ演奏、ソウルシンガーハン・ヨンエの公演とパク・チョルミン、ソン・ジヒョの司会で話題となった今回の開幕式には、組織委員長キム・ムンスの開幕宣言、執行委員長チョ・ジェヒョンの審査委員の紹介と平和宣言文の朗読、開幕作「ピンポン」の上映が順に行なわれる予定だ。

今年の開幕式には、第4回DMZ映画祭の組織委員長であるキム・ムンス京畿道(キョンギド)知事、執行委員長チョ・ジェヒョン、広報大使2AM、「ドキュファミリー」として活動している女優リュ・ヒョンギョン、イ・ハンイをはじめ、第69回ベネチア国際映画祭金獅子賞を受賞した「嘆きのピエタ」のキム・ギドク監督と主演のチョ・ミンス、イ・ジョンジンが参加する予定だ。

最近、最も注目を集めているキム・ギドク監督は、第1回の時から常に非公式にDMZ映画祭に参加した“DMZ映画祭マニア”として知られている。とりわけ、キム・ギドク監督が引きこもり生活をしていた2010年に開かれた第2回映画祭にも、大雨の中で開かれた開幕式に参加したという。

映画祭の執行委員ユ・ジテ、イ・グァンギと開幕式の司会者パク・チョルミン、ソン・ジヒョをはじめ、キム・ドンホ委員長、イム・グォンテク監督、ドキュメンタリー映画「低い声」で人気を集め、最近公開された「火車」を成功させ、忠武路(チュンムロ:韓国の映画界の代名詞)の興行監督に名前を挙げたピョン・ヨンジュ監督、Gシネマ投資作「ザ・ウェイト(The Weight)」でベネチア国際映画祭でクィア・ライオン賞を受賞したチョン・ギュファン監督、俳優アン・ソンギ、ソン・スンファン、カン・スヨン、パン・ウンジン、イェ・ジウォンが参加し、DMZ映画祭を盛り上げる予定だ。

また、「ドキュファミリー」のペ・スビンとリュ・ヒョンギョンは、映画祭期間中に直接坡州(パジュ)出版都市を訪れ、Q&Aにも参加する計画を明かし、映画祭に対する特別な愛情を示した。

全世界37ヶ国、計115編の作品を上映し、ドキュメンタリーの幅広い領域と可能性を確認させる第4回DMZ映画祭は9月21日~27日までの7日間、京機道坡州出版都市で開かれる。

記者 : キム・ミリ