「シンイ-信義-」のキャスト、相手役との相性をよくするためのコツとは?

OhmyStar |

写真=SBS
ドラマ「シンイ-信義-」のキャスト陣が相手役との相性を高めるため、プライベートでも親交を深めていると話した。

4日仁川(インチョン)市中区(チュング)に位置するスタジオcuumでSBS月火ドラマ「シンイ-信義-」の記者会見が行われた。この場にはキャストのキム・ヒソン、イ・ミンホ、リュ・ドクファン、パク・セヨンが出席し、それぞれ“高麗武士のチェ・ヨンと現代の医師のユ・ウンス”“恭愍王(コンミンワン)と魯国公主(ノグク姫)”カップルにまつわるエピソードを公開した。

劇中、お互いにツンツンとしている恭愍王と魯国公主とは違い、役を演じるリュ・ドクファンとパク・セヨンは密にコミュニケーションをとっているという。リュ・ドクファンは「最近セヨンさんとよく連絡を取っている。魯国公主と恭愍王の気持ちも重要だけど、リュ・ドクファンとパク・セヨンが持っているエネルギーも無視できないからだ」と述べた。

魯国公主との関係について脚本家のソン・ジナさんに電話をかけて相談に乗ってもらったというリュ・ドクファンは「王だからといってぶっきらぼうな面だけを見せても良いのだろうかと。外国の大統領夫妻が野球場でキスするのもカッコいいと思うし。社会的な位置は別として、普通の恋ができると思う」と述べた。

リュ・ドクファンは「普段もパク・セヨンを“奥さん”と呼んでいて、パク・セヨンにも“旦那さん”と呼んで欲しいといった」と話し、会場を笑わせた。それだけではなく、リュ・ドクファンは「寝なさい」「黙れ」などの王様の口調で話しかけているが、パク・セヨンはなかなか気軽に答えにくいようだった。

それでパク・セヨンに自身の面白い写真、例えば王様のメイクと髪型でヒップホップ系の格好を合成した写真をメールで送ったりもしたという。すると、「返事は『www』しか返ってこない。本当に屈辱的だ」と笑った。

一方で“イムジャカップル”こと、チェ・ヨン役のイ・ミンホとユ・ウンス役のキム・ヒソンは、10歳離れているとは思えないほど、ふざけ合っているという。キム・ヒソンは「毎日カカオトーク(スマートフォンアプリ)をしたり、メールをしたりして、時々お茶も一緒に飲んでいる。お互いの変顔写真もやり取りするけど、ミンホさんは眉毛のない私の写真を送ってくる」とイ・ミンホの悪戯ぶりを暴露した。

二人の関係を“愛憎”と表現したキム・ヒソンは「恭愍王と魯国公主が純粋な恋をしているとすれば、私たちは実際に喧嘩をしている。演技をするときは顔を見ると笑ってしまうから見ないようにしている」と伝えた。イ・ミンホも「ヒソンさんはゲームをする時も悪口を言って喧嘩を売ってくる。結局僕がじっと我慢しながら、チェ・ヨン役を演じるしかない」と返し、会場を笑わせた。

SBS月火ドラマ「シンイ-信義-」は高麗武士チェ・ヨンが現代から医師ユ・ウンスを約600年前の世界に連れてきたことで繰り広げられるストーリーを描くファンタジーフュージョン時代劇である。この日記者会見に出席したキム・ジョンハクプロデューサーは、「チェ・ヨンとウンスのロマンスをさらに強化し、“武功”を人を助ける“医功”に変えていく模様を描きたい」と述べた。

記者 : イ・ヒョンジン