「シンイ-信義-」の鑑賞ポイントは?

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写真=「シンイ-信義-」文化産業専門会社
韓国で13日からスタートするSBSの新月火ドラマ「シンイ-信義-」(脚本:ソン・ジナ、演出:キム・ジョンハク)への関心が高まっている。

「シンイ-信義-」は、高麗時代の武士チェ・ヨン(イ・ミンホ)と、660年という時間をさかのぼり、高麗時代にタイムスリップした現代の女性医師ユ・ウンス(キム・ヒソン)が繰り広げる恋愛と、一国の真の王が誕生する過程を描くファンタジー恋愛アクションドラマである。「シンイ-信義-」の見逃せない観賞ポイントを探ってみた。

名匠が一堂に会した“演出、ストーリー、映像、アクション”五感を満足させるドラマ

「シンイ-信義-」は、キム・ジョンハク監督とソン・ジナ脚本家が5年ぶりにタッグを組んだ作品である。また、ドラマ「黎明の瞳」「砂時計」「太王四神記」で、彼らと20年間仕事を共にした映像美の名匠ソ・ドゥクウォン撮影監督が参加し、再び骨太な作品が誕生すると思われる。

また、映画「風のファイター」、ドラマ「チェオクの剣」「シティーハンター in Seoul」などで、韓国のアクション武術の真価を見せたヤン・ギリョン武術監督は、今回の作品で、時代劇と現代劇のアクションを融合させた新しいタイプのアクションを披露してくれる予定だ。

最高のビジュアルを超え、さらに輝くイ・ミンホ&キム・ヒソンカップルの熱演

「シンイ-信義-」で、イ・ミンホは初めての時代劇に挑戦し、キム・ヒソンは6年ぶりにテレビに復帰する。彼らはこの夏、剣術、乗馬、水中撮影に挑み、演技への情熱を見せている。暑い中、汗と泥にまみれ、素足で熱演する姿は感動を呼んだ。

死を恐れず、物事に正面から向き合う高麗時代の武士チェ・ヨン役のイ・ミンホは、カリスマ性と面倒くさがり屋という正反対の魅力をアピールし、チャドナム(冷たい都会の男)とタゴナム(心が温かい高麗の男)の両方の面を披露する予定だ。

また、“キム・ヒソンならではの魅力が詰まったキャラクターの誕生”と評価されるユ・ウンスは、一層成熟した女優キム・ヒソンの魅力がさらに発揮されると期待されている。

王の誕生と、イ・ミンホとキム・ヒソンのコミカルで切ないラブストーリー

「シンイ-信義-」は、恭愍(コンミン)王の即位元年を背景に、高麗が元朝に服属するかどうかを最終問題として描いていく。崔瑩(チェヨン)、恭愍王、魯国公主(ノグク姫)などの実在の人物と、高麗の男性チェ・ヨンと現代の女性ユ・ウンスの掛け合いや切なさが絡み合った恋愛がドラマチックな面白さを加える予定だ。

切ない恋をする恭愍王(リュ・ドクファン)と魯国公主(パク・セヨン)、クールなオーラと抜群の武術を兼ね備えた高麗一の医者チャン・ビン(イ・フィリップ)も注目すべきキャラクターである。

また、絶対的権力を手にするという野心を抱く冷静な政治家であり、氷の使い手でもあるキチョル(ユ・オソン)、白髪の神秘的なビジュアルに大琴(テグム:国楽器の中でズックブ(竹部)に属する功名楽器)を利用した武功を持つ、音の使い手チョン・ウンジャ(ソンフン)、高麗一のファム・ファタール(魔性の女)で、手に熱を集める火の使い手ファ・スイン(シン・ウンジョン)は、これまで見たことのない武侠ファンタジーを披露し、目が離せない魅力的なキャラクターを予告している。

イ・ミンホは、「放送回を重ねるほど、チェ・ヨンとユ・ウンスの恋愛は緊張感を増し、二人の関係と感情がとても面白く描かれる。放送スタートまであと少しなので、とてもドキドキする。楽しみにしてください」とドラマに対する期待を示した。

9日に行なわれる「シンイ-信義-」の制作発表会は、SBSのホームページとポータルサイト「NAVER」でオンライン生中継され、中国と日本の有名ポータルサイトでも公開される予定だ。

記者 : チェ・ドゥソン