Brown Eyed Girls“怖いお姉さんたち”ではない真実の姿

OhmyStar |


直接プロデュースしたデジタルシングル「The Original」披露

写真=Neganetwork
「Abracadabra」「Sixth Sense」など、強烈なコンセプトの音楽はBrown Eyed GirlsがK-POP市場での基盤を築くことに大いに貢献した。しかし副作用もあった。あらゆるところでBrown Eyed Girlsを“怖いお姉さんたち”と定義し、普段も強いだろうとの誤解も招いた。悩み苦しんだときもあった。

そんなBrown Eyed Girlsが変わった。いや、もとに戻ったと言うべきだろう。ジェアが共同作曲した「真夏の夜の夢(One summer night)」と、ミリョが共同作詞した「Come with me」が盛り込まれたデジタルシングルは、だからタイトルも「The Original」だ。

「プロデュースもしたんですが、面白かったです。メンバーをよく知っているので更に楽しかったし、2曲だけだったので、難しくはありませんでした。本格的なソウルミュージックにするため努力しました。公開される前に、ドキドキしながら反応を見ていたのですが、反応が期待以上で嬉しかったです」(ジェア)

「真夏の夜の夢(One summer night)」は済州島(チェジュド)旅行に行って来たジェアが、その感性を生かして書いた、夏の匂いが漂う曲だ。「感性豊かな音楽をするのが久しぶりだったので、それにどっぷりはまってしまうのが難しかったです。諦めず話し合い、想像しながら何回も感情を繋いでいくために努力しました」と伝えた。

「『私たちは、もともとこういうチームだった!』ということを見せたかったんです。今まで他のスタイルの音楽を披露してきましたが、『バラードもこれだけ上手くできます』という自信です。初めの頃の姿でもあります。デビューしていつの間にか6年が経ちました。いっそう成熟し、表現も洗練されたというべきでしょうか」(ナルシャ)


演技に挑戦したナルシャ、ミュージカルに出演する可能性は?

ジェアが“ダンス曲が溢れている中、憩いの場所になれる音楽”をプロデュースしている間、ナルシャはMBC「光と影」を通じて演技の魅力にどっぷりはまった。当初6回くらいカメオで出演する予定だったが、ショー劇団の歌手志願生イ・ジョンジャ役で最終回まで登場した。

「私には新世界のような経験でした。今まで立ってきた舞台とはまた違う魅力がありました。振り返ってみると、私は小さい頃から演技をしたがっていました。何かをトライする代わりに音楽でそれを表現しようとしていたと思います。昔の夢が叶ったようです。多くの方々が批判よりも応援をしてくださって、さらに欲が出たのではないかと思います」(ナルシャ)

パフォーマンスも良いが、“歌の上手いグループ”として知られているせいで、Brown Eyed Girlsにはミュージカルのオファーが絶えない。実際ジェアはミュージカルの出演オファーを受けたが「Sixth Sense」と活動時期が重なり、チャンスを掴めなかった。ジェアは「覚悟と体力を新たにし、また挑戦してみたい」としながら、にっこりと笑った。

「機会があればしてみたいです。しかし、するのでしたら、しっかりしたいです。“歌手がミュージカルをする”というイメージを与えたくありません。慎重に選択する必要があると思います。ドラマに出演する際も“非難される覚悟でするべきなのか”などかなり悩みました。しなかったら後悔するところだったんですが。するのでしたら、何があっても、しっかりするしかありません」(ナルシャ)

デジタルシングルをリリースしても放送活動はしないBrown Eyed Girls。しかしがっかりするのはまだ早い。2013年の頭に新しいアルバムをリリースするために今準備をしているからだ。その間、個人活動も続ける予定だ。ガインはソロ活動を控えており、ジェアもまた初のソロアルバムをリリースする予定だ。

「2011年に出す予定でしたが、1年以上準備をすることになりました。タイミングが遅れたのがむしろ良かったと思います。最近『時間に間に合わせることが全てではない』と思うようになりました。今年中には何があっても出します。プロデュースにも参加します。できるだけ色んな姿をお見せします」(ジェア)

記者 : イ・オンヒョク