「スター人生劇場」SUPER JUNIORなのにこれしかできないのか ― Best or Worst

10asia |


ストーリー

先週のT-ARAの出演に次いで、今週はSUPER JUNIORが韓国のKBS 2TV「スター人生劇場」の主人公として出演した。3年ぶりにステージにカムバックしたカンイン、雨水に滑りやすくなった靴に慌ててマネジャーの靴に履き替えたシンドン、カメラの前ではイタズラをするけど、マイクを近づけたら慌てるドンへなど、番組はSUPER JUNIORメンバーたちのステージの上とステージの裏の姿を映し出した。一方、ウニョクが両親に新しい家をプレゼントしたことで、SUPER JUNIORメンバーやメンバーの両親たちを総動員し、引越し祝いパーティーを行った。

Best or Worst

Worst: 最悪とは言えないだろう。しかし、良かったとも言えないのが事実である。実を言うと、これまで「スター人生劇場」の主な主人公は、ベテラン俳優や歌手たちだった。ところが、SUPER JUNIORはそんな主人公たちと違って、若いメンバーが多く、最近最も忙しいアイドルである。そのため、彼らの出演する以上、多くの問題が生じることは誰にでも予想できたことだ。しかし、22分余りの放送時間が決して短くなく退屈に思えたのは、番組の構成が甘かったという意味でもある。美容室から地方の会場まで、SUPER JUNIORの忙しいスケジュールの中、一部しか追うことができなかったことは、番組の現実的な限界だった。けれど、「公演はどうでしたか?」のような決まりきった質問は、カメラに慣れている芸能人から決まりきった答えしか引き出すことができず、その限界にそのまま留まってしまう。ウニョクの引越し祝いパーティーといったイベントも、たくさんの人物たちが散漫に描き出されただけに留まり、特別な印象を残すことができなかった。ウニョクは幼い頃、家にトイレがなかったほど貧しい暮らしをしたが、ついに夢をかなえて両親に家をプレゼントした。そんなウニョクが自分の未来の子どもに「パパの華やかだった時代を語りたい」と照れながら打ち明けた短いインタビュー以外には、“面白味や感動、快感まで”を予告した野心に満ちたオープニングが虚しく思えるほどだ。番組のターゲットをファンダム(特定のファンの集い)向けにするか、大衆向けにするかによって番組の目線が変わるしかないが、陳腐な内容の番組は誰のためでもないのである。

仲間たちとおしゃべりするポイント

― パリの風景を自分の部屋に移したウニョク、アジアのイワシからヨーロッパのイワシに生まれ変わるのか?
― SUPER JUNIORメンバーたちの両親の中で、容姿バトルの勝者は、ソンミンのお父様?
― 未来の子どもたちに:昔、ママがSUPER JUNIORのインタビューをしたんだよ。知ってた?

記者 : チェ・ジウン、翻訳 : ナ・ウンジョン