MYNAME「僕達を認識させてみせる」…期待の新人の決意

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2011年下半期、期待の新人として浮上したアイドルグループMYNAMEが7ヶ月ぶりにカムバックした。

韓国で、昨年10月28日に「Message」を発表したMYNAMEは、2ヶ月間活動した後に姿を消した。

一部では数多くの歌手がデビューし活動したため、MYNAMEがもう一度準備する必要性を感じ活動を休止したのでははいか、ミニアルバムを発表したので近いうちにまたミニアルバムをリリースするのではないかなどの予想が飛び交っていた。

しかしMYNAMEは予想より遅い5月中旬に新曲をリリースした。それまでファンはMYNAMEの活躍を待ち続けていた。

なかでも最も注目されたのは日本進出についてである。MYNAMEは日本屈指の芸能プロダクションである吉本興業とマネジメント契約を締結した。

吉本興業は創業100年の歴史上、初めて韓国の歌手と契約を締結したが、その1番目の歌手がMYNAMEだったのだ。まだデビューもしていないMYNAMEに吉本興業は持続的な支援を約束した。

「空白期間が少しありましたよね?ファンのみなさんに有難い気持ちと申し訳ない気持ちを持っています。空白期間の間、僕達は音楽のレコーディングもしましたし、ラジオ番組でDJを務めたりもしました。『キム・ヨンチョルのFun Fun Today』で土曜日のゲストとしても出演し、『出発!ドリームチーム1』の選手としても活躍しました。他のメンバーはブレイクダンスやボーカルの練習もしました。それぞれがいろいろと練習しながら頑張っていました」

続いて日本で開催したファンミーティングのことも思い出される。

3月14日、原宿アストロホールで開かれたMYNAMEのファンミーティングには約700人のファンが参加した。他の韓流スターに比べては少ない人数ではあるものの、まだ日本で活動を始めていないMYNAMEにとっては“家族”のような存在である。

「ファンミーティングのときのことは今でも記憶に新しいです。当時日本でレコーディングした曲も現場で歌いました。来てくれたみなさんに感謝していていますが、それと同時に申し訳ない気持ちです。まだMYNAMEをよく知らないと思いますが、応援してくれて感謝しています(笑) 韓国で発売したCDを買ってくれた方もいて。意外に男性ファンもたくさんいました(笑)」

MYNAMEが今回発表した「Hello&Goodbye」には二重の意味が含まれている。出会ったときの挨拶である「アンニョン(Hello)」と別れるときの挨拶「アンニョン(Goodbye)」を同時に表現しているタイトルで、妙な魅力がある。

「『Hello&Goodbye』はミディアムテンポのR&Bです。この曲は『Message』を発表したときにすでに完成していました。たくさん聴いた曲なので愛着があります。『Message』のときには新人の強烈さをアピールしたとすれば、今回は僕達の魅力を100%アピールしようとしています」

MYNAMEの目標は、世間の人々にグループ名と各メンバーの名前を認識させること。最近はあまりにもアイドルグループが多いため、世間の人々は彼らの名前を覚えることさえ難しくなった。

「僕達がもっと頑張れば自然にMYNAMEという名前も覚えてくれると思います。『Message』以降、個別に活動をしながら芸能界に対してある程度“カン”を持つようになったと思います。これからはそれを生かして活動するしかないですね。尊敬する先輩歌手は多くいますが、特にgodのような国民的グループになりたいです」

記者 : カン・スンフン、写真 : ソン・ヒョジン