「My DOL」新人アイドルグループがデビュー前にする準備とは?

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新人アイドルグループはデビューを控えて何を準備するのだろうか?

KBS 2TV「ドリームハイ」のリアリティ版ともいえるMnet「My DOL」で、デビューまでの過程を視聴者に公開している、JELLYFISHエンターテインメントの6人組アイドルグループのメンバーが最終決定した。彼らは3日の午後7時30分から放送された「My DOL」で、5月中旬のデビューを控えた忙しい日々を初公開した。

歌手になるという夢ひとつで、平均4年以上の練習生時代を過ごしてきた6人のスター予備軍。新人ボーイズグループのメンバーたちは、練習生として過ごしてきた間、歌手になるためのトレーニングを受けてきたのはもちろん、演技、CMなど多方面で着実に経歴を重ね、デビューすることだけを待っていた。しかし、デビュー決定のニュースと共に彼らを待っていたのは、以前よりハードな練習だった。

歌手に必要な基本的なボーカルとダンスだけでなく、ステージでより輝くための姿勢や表情など、細部まで綿密な指導を受け、デビューの日にベストなコンディションで最高のコンサートが出来るように、壮絶な日々を送っているのだ。スタッフもまた、デビュー準備に拍車をかけ、いつになく忙しい日々を送っている。

特にソロではなく、グループでデビューするため、何よりも必要なのは“チームワーク”だ。6人はチームワークを高めるために、日帰り旅行に出かける。そして、そこでこれまで言えなかったメンバー間の正直なトークが行き交うが、もっとも胸を響かせたのは最年少のハン・サンヒョク(ヒョギ)だ。

メンバーとの日帰り旅行に出発する当日その瞬間までも、もっとも消極的な態度を見せた彼は、初めて同じグループの先輩、イ・ホンビンに本音を告白する。ハン・サンヒョクは「もっとも遅くメンバーに合流したのに、今回デビューするメンバーに抜擢された。嬉しかったけれど、そのせいで先輩に嫌われるんじゃないかと思い、積極的に自分から近づくことができなかったんだと思う」と勇気を出して、正直に伝えた。

思わぬサンヒョクの告白に、ホンビンは温かく「僕たちが持っている共通の夢、目標が何かを考えてみなければならない。もっと、積極的にがんばろう」と励まし、これまでぎこちなかったメンバー同士の距離を縮める特別な時間となった。

「My DOL」の演出を手がけているチャン・チュンイクプロデューサーは「最近の音楽業界は熾烈だ。それだけ、デビュー前に準備するべきことも多く、努力しなければならないことも多い。ステージの上では華やかな歌手たちが、裏では見えない努力を積み重ねていることを、番組を通して見せたかった」と説明し、「5月中旬にデビューする最終メンバー6人が決定した。これからより本格的に『My DOL』を通して、このグループが最高のデビューステージを届けるために、どれだけ努力しているか分かってもらえると思う」と言った。

5月24日にデビューするJELLYFISHエンターテインメントの新人ボーイズグループのグループ名を決めるイベントがインターネットで行われている。募集は今月9日までで、詳しい内容は番組の公式サイトで確認できる。

記者 : クォン・ヒョッキ