「ハナ~奇跡の46日間~」ペ・ドゥナ“選手に関する情報が少なかった”

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映画「ハナ~奇跡の46日間~」の試写会、北朝鮮のリ・プニ、ユ・スンボク選手はどうだったか?

1990年代、韓国にヒョン・ジョンファがいたなら、北朝鮮にはリ・プニがいた。俳優ペ・ドゥナとハン・イェリは映画「ハナ~奇跡の46日間~」の試写会が開かれた16日午後、ソウル龍山(ヨンサン)CGVで、自分が演じた北朝鮮選手についての考えを打ち明けた。

最初に話したのはペ・ドゥナだった。映画の中で、当時北朝鮮最高の卓球選手だったリ・プニを演じたペ・ドゥナは「選手に関する情報があまりなく、肌で感じたことがなかったので想像で補ったところがある」としながら「リ・プニ選手を演じる時は節制が必要だと考え、リ・プニ選手について聞いていたとおりに演じた」と述べた。

またペ・ドゥナは「正直に言えば、撮影の時に首領様も思い、父も思った。変に聞こえるかもしれないけど、そういうふうになった」と話し、会場を笑わせた。

ペ・ドゥナとともに北朝鮮の選手を演じたハン・イェリも感想を述べた。卓球選手ユ・スンボクを演じたハン・イェリは「演技をしながら北朝鮮の思想について考えざるを得なかった。北朝鮮語を教えてくれた先生が色んな話をしてくれた。彼らがどんな生き方をしていて、その年齢の人々はこんな考えをしているんじゃないだろうかと話してくれた」と、演技の秘訣を伝えた。

映画「ハナ~奇跡の46日間~」は韓国スポーツ史上初となった南北合同卓球チームに関するストーリーで、1991年千葉で開かれた世界卓球選手権大会での優勝神話を描いた作品である。ハ・ジウォン、ペ・ドゥナを始め、パク・チョルミン、オ・ジョンセ、チェ・ユニョン、ハン・イェリ、イ・ジョンソクなどが出演した。映画は5月3日に公開される。

記者 : イ・ソンピル