2AM「F.Scott Fitzgerald's Way Of Love」馴染みが薄く戸惑った

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「F.Scott Fitzgerald's Way Of Love」記者懇談会“当面はダンス曲予定なし”

ダンス曲ですか?「悪かった」の後、ダンス曲への挑戦はまだまだだと思いました。当面はダンス曲の予定はありません。(チョグォン)

13日午後、ソウル・江南(カンナム)区にあるILCHI ART HALLで、2AMの2ndミニアルバム「F.Scott Fitzgerald's Way Of Love(フィッツジェラルド式愛の物語)」の記者懇談会が開催された。2AMはこの場でキム・ドフン氏が作曲したタイトル曲「君も僕のように」を熱唱した。

フィッツジェラルド式の愛?“ちゃんと説明できず、心の中でモヤモヤ”

アルバムのタイトルに登場する「フィッツジェラルド」とは、小説「グレート・ギャツビー」「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」の原作者、F・スコット・フィッツジェラルドの名前だ。チョグォンは「かなり馴染みが薄いけど、私たちもフィッツジェラルドについて今回初めて知ることになった」とし、「バン・シヒョクプロデューサーから説明してもらったときは、最初は何の話だかよく分からなかった」と率直に話した。

告白しても片思いになりがちなチャンミン、彼女に執着するタイプで仕事と恋の内で1つを選ぶしかないというスロン、別れの後はすごく落ち込んでしまうというジヌンまで。実際の2AM式の恋は、「フィッツジェラルド式」とはかなり違っていた。

チョグォンは、「これまで直接的な感情を表現する歌をたくさん歌ったが、今回は「グレート・ギャツビー」のギャツビーのように、長い間別れに対して心の中でモヤモヤする気持ちを表現しようとした」と説明した。

チャンミンの自作曲「愛してる 愛してる」、ウェディングソング1位になれるか

個別活動とともに日本でもデビューした2AMは、クオリティの高い音楽を作るために1年半もかかったという。収録曲の「思い出を全部消して」は、URBAN ZAKAPA(アーバンジャカパ)が2AMに作曲してくれたものだ。パク・ソンジュとユン・ジョンシンは「もう1秒だけ」「上手に別れる」で、2AMと制作作業を行った。

チョグォンは、「作曲家ごとに性格が違うが、ユン・ジョンシン、パク・ソンジュ先輩と楽しく作業した」とし、「実は、初めてパク・ソンジュさんに会った時は怖い先輩だと思ったが、思ったより優しい人だった」と話した。チャンミンは、「ユン・ジョンシン先輩が送ったデモ曲は、伴奏なしで生の声だけが録音されていた」とし、「『曲は良かったか』と聴かれて戸惑ったが、録音した結果がすごく良かった」と満足を示した。

今回のアルバムには、チャンミンが作詞作曲した「愛してる 愛してる」も収録されている。チャンミンは「ウェディングソングとして歌う曲があまりなかったので、いつも『この歌』を歌っていたけど、君に捧げられるものは歌しかないという内容なので、新郎の表情が暗かった」とし、「愛してる 愛してる」はウェディングソングとしても歌う予定だが、ファンへのメッセージでもある」と伝えた。

バン・シヒョク、パク・ジニョンより「2AMスタイル」を生かした

「F.Scott Fitzgerald's Way Of Love」もバン・シヒョク氏がプロデュースしたが、タイトル曲の「君も僕のように」の作詞だけ参加した。2AMは「バン・シヒョクさんがとても忙しく、テレビで見るほうが多かった」とし、「私たちへの関心が冷めたというよりは、『多様な作曲家とコラボレーションをして、色んなカラーを出してみたらどうか』という提案を受けた」と話した。

2AMはJYPエンターテインメントとBig Hitエンターテインメントの両方に所属している。以前はプロデューサーのバン・シヒョク氏とパク・ジニョン氏の意見をかなり尊重したが、今回のアルバムでは2AMの意見が多く反映されたという。

スロンは、「会社のビジネスとか仕事の関係はよく分からないが、今は所属事務所や曲のコンセプト、私たちが選んだテーマをとても大事に思うようになった」とし、「以前は不可能に見えることは現実的に妥協して解決しようとしたが、今回はミーティングを重ねて“最善”を見出そうと頑張った」と話した。

久しぶりのリリースであるだけに、「水道の蛇口のように、テレビをつければいつでも2AMが見られるよう頑張る」と話す2AM。さらに絆が深まった4人は、「もっと強く、美しいパフォーマンスを披露する」との覚悟を示した。

記者 : イ・オンヒョク、イ・ジョンミン、写真:イ・ジョンミン