「JOMA JOMA」でカムバックするC-REALの悩み?

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写真=N.A.Pエンターテインメント
ガールズグループC-REAL(シリアル)が再び悩んでいる。

食事の代わりに食べる「シリアル」よりも有名になると宣言したC-REALが、2枚目のミニアルバムを通じてメンバーの名前を知らせることに努力すると述べた。

ガールズグループブームの中で昨年10月、チェ・ガブォン、キム・ドフン、勇敢な兄弟、シンサドンホレンイなど有名作曲家の支持を得てデビューしたC-REAL。

初のミニアルバムのタイトル曲「No No No No No」でグループの名前を知らせ、今は人名検索に「シリアル」を入れると、「ガールズグループのC-REAL」が一番上に表示されるなど目的は達成した。でもまだメンバーの名前と顔をよく知らない人が多いのが現状だ。それもそのはず、まずメンバーたちは本名ではない芸名を使っているし、Lenny(レニ)とRe Dee(レディ)は名前が類似していて見分けがつかない。

C-REAL自らも、自分たちの顔と名前をよく区別できない人が多いという点は認めた。「No No No No No」がR&Bリズムのバラード曲であるために、10代よりは20代にアピールするしかなく、歌詞の内容も大人っぽい感じなので比較的C-REALらしくこなすのが難しかった。

そのため、2枚目のミニアルバムのタイトル曲「JOMA JOMA」は身近な感じを与えることを目的とした。「No No No No No」が20代にアピールする洗練された曲であるならば、「JOMA JOMA」は10代の少女感性を刺激する歌なので、メンバーたちは大きく期待している。

「『JOMA JOMA』はミュージカル「グリース」を連想させます。振り付けもパートナーと呼吸を合わせる方向で作りました。タップダンスの振り付けも登場します。そしてブラスバンドも参加するので、全体的に楽しい雰囲気です。ヘアスタイルと衣装も曲の雰囲気に合わせて演出しました。歌詞も少女の感性をアピールするには十分なので、今回はメンバーを知らせたいという目的が達成できると思います」

C-REALは自分たちのスタイルに相応しい衣装やヘアスタイルのコンセプトを決めて、メンバー一人一人の魅力を知らせることに注力するつもりだ。

まず、CheMi(ケミ)はデビュー当時のミディアムショートのヘアスタイルを維持した。 Effie(エフィ)はメンバーの中でタップダンスが一番上手。ミュージックビデオで少し見えたタップダンスの動作の主人公はEffie。今回のアルバムでAnn Jはキュートな魅力、 Lennyはシックな魅力をアピールするつもりだ。そしてRe Deeは、アルバムに収録されている「気に入るんだから」でラップの実力を誇り、ユニークな声で自分のイメージを知らせることに努力する計画だ。

彼女らが今回のアルバムに自信を見せているもう一つの理由は、オバケ騒動があったからだ。

C-REALは2枚目のミニアルバムをレコーディングする途中、オバケが登場したといった。普通、レコーディング中にオバケを見ると、そのアルバムは大ヒットするという俗説がある。C-REALは最近のインタビューで、ちょっと怖いけど成功の予感がするオバケの話を聞かせてくれた。

「レコーディング途中にエンジニアさんがどこかでドアを叩く音が聞こえると言いました。でも私たちは動きませんでしたし、レコーディング室のなかには私たち以外は誰もいませんでした。とても不思議でした。もう一つは、私たちの振り付け室には監視カメラがあるんですが、人が動く時にだけ作動します。ところが、人がいない夜に何回も作動したと聞きました。会社の方から振り付け室にはオバケがいるという話を聞きました。その分、今回のアルバムはいい予感がします」

C-REALに次の悩みは何かと聞くと、みんな口をそろえて音楽番組で1位になることだと話した。多くの歌手が激しく競争しているだけに、音楽番組の1位は決して容易ではないだろう。そして歌手なら必ず達成したい目標でもあるだろう。彼女たちの悩みは最初から「どうすれば音楽番組で1位になれるか」かもしれない。でもC-REALは自慢はしないと言った。焦ったり苛立ったりもしないと言った。1位に向ってひたすら頑張れば、多くの人々は自然にC-REALがどんなグループなのか、どんな人々なのかを知るようになるからである。

「1位になった私たちの次の目標はアシアツアー、ヨーロッパツアー、ワールドツアーです。それが出来る日まで頑張ります」

記者 : カン・スンフン