【CLOSE UP】少女時代 ― 思い立ったが吉日
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“That was lovely”
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「Late Show with David Letterman」に出演したレジス・フィルビンが11月までMCを務めていた「Live!with Kelly」は、フィルビンの引退後、ケリー・リパとゲストMCのハウィー・メンデルが司会を務めるプログラムで、午前9時からのトークショー。少女時代との短いインタビューに続き、簡単なダンスステップを習うといった内容だった。この日、招待された観客のほとんどが少女時代のファンだったため、歓声の中で収録は進められた。また二人の司会者は少女時代を「美しい女性たち」と褒め、オーディションの過程から誰が鏡を沢山見ていたのかなど、様々な質問をした。ティファニーとジェシカはこれらの質問には余裕たっぷりにウィットに富んだ発言で注目を浴びた。
トークショー出演の効果
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今回の少女時代のトークショー出演やWonder Girlsの歩みは、これ自体を見ると成功的だと言える。平均視聴者300万名を超える「Late Show with David Letterman」はNBC「ザ・トゥナイト・ショー・ウィズ・ジェイ・レノ」と共に代表的な深夜トークショーとして人気で、「Live!with Kelly」もはやり平均視聴者500万名に達するデイタイムトークショーの中で一番人気の番組だ。しかしこの二つの番組は、月曜から金曜まで毎日異なるミュージカルゲストが出演する。これらの出演情報も、番組途中の告知や当日の予告で短く紹介されるだけなので、出演に大きな意味を成すとは言いがたい。また、少女時代がターゲットとしている年齢層ではない30代以上が主な視聴者である番組のため、シナジー効果はあまり大きく期待できるものではない。しかしそうは言っても少女時代のTV出演自体について音楽雑誌「スピン・マガジン」は、短くはあるものの興味深い内容で扱い、ワシントンDC所在のマガジン「アトランティック」はK-POPのアメリカでの成功の可能性を特集記事にし、少女時代のアメリカ進出はもちろん、K-POPについてのアメリカのメディアの関心が広まりつつあることを示唆した。
記者 : ヤン・ジヒョン(ニューヨーク通信員)、編集:チャン・ギョンジン、翻訳:平川留里