T-ARA、酷寒でも「ボランティア活動の公約」守る
TVREPORT |
写真=ソン・ヒョジン
SBS「人気歌謡」で3週連続1位(通称トリプルクラウン)を達成したガールズグループT-ARAが、酷寒にも関わらず公約を守った。1日午前10時、T-ARAはソウル衿川(クムチョン)区始興洞(シフンドン)に集合し、ボランティア団体の「共に生きる者たち」とともにボランティア活動を行った。この日、メンバーのジヨンはKBS 2TVドラマ「ドリームハイ2」の撮影のため、遅れて登場した。ウンジョンは膝の怪我にも関わらず松葉杖に頼ってボランティア活動に参加した。また、ファヨンの双子の姉であるガールズグループ5DOLLSのヒョヨンも参加し、注目が高まった。
T-ARAはボランティア活動の前にインタビューを行い、「今日は、これまでみなさんに頂いた声援に応えるための一日です。メンバーでおばあちゃんやおじいちゃんにプレゼントを届けたり、食事の支度をしたりしながら、有意義な時間にしたいです」と感想を述べた。
T-ARAは自ら用意したプレゼントなどをリヤカーに乗せ、独居老人の家を訪問した。31日のソウルは、大雪と酷寒ですでに地面が凍りついている状態だった。このような状況の中でもT-ARAは、励まし合いながら重いリヤカーを引き、狭い道を進んだ。
メンバーは独居老人のためのプレゼントをリヤカーから取り出し、一戸づつ訪問して笑顔とともにプレゼントを渡した。特にリーダーのソヨンは「もう少し頑張ろう」「たくさん届けるためには、もっと早く動かないと」と大きな声でメンバーを励ますリーダーらしい姿を見せた。
午前中、T-ARAは始興洞の路地の家を訪問し、熱心にボランティア活動を行ったが、目標としていた訪問数には届かなかった。「共に生きる者たち」の関係者は「T-ARAは15戸を訪問しようとしていたが、5戸しか訪問できなかった。あまりの寒さや、取材陣や関係者などで人数が多く、早く移動できない制約があった」と述べた。
午前中の独居老人訪問を終えたT-ARAは、その後ボランティア団体の事務室の地下にある食堂に向かった。そこにはすでに食事を楽しみにしている多くの高齢者がT-ARAを待っていた。T-ARAは喜んで高齢者の方々にあいさつをして、それぞれのテーブルに分かれて着席した。各テーブルでは話に花が咲いた。
料理が出来上がると、T-ARAのメンバーは進んで食器の用意をしたり、惣菜を分けたりした。また、高齢者とともに食事をしながら会話を進めるなど、終始和んだ雰囲気だった。食事を終えたT-ARAは参加者にチキンを配ってこの日のボランティア活動を終えた。
ボランティア活動を終えたヒョミンは、「あまりにも大きな形で行われたので、ボランティア活動そのものに集中できなかった部分もある。だが、気持ちだけは真剣だった。今日は多くの活動ができなかったので残念だ。次からはひっそりと行いたい」と感想を述べた。
また「次回も今回のような“公約”を掲げるつもりか」という質問については「多分ないんじゃないかな」と明るく笑った。
今回のボランティア活動では、T-ARAが3週連続1位を達成して会社からボーナスとして受け取った700万ウォン(約48.3万円)と、メンバーが出した300万ウォン(約20.7万円)で購入したプレゼントと各企業から送られたハンドクリームや乳液、肌着、米などが届けられた。
記者 : チャン・ヨンジュン