X-5「2012年は僕たちのもの」

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2012年も歌謡界はアイドルがメインだ。今年デビューする歌手のほとんどが10代で、今まで活動してきたアイドルグループも今年、活動計画を立てている。これまで俳優やタレントのマネジメントに注力してきた芸能事務所も争うようにアイドルを育成しており、今年もアイドルたちの激しい戦いが予想される。

最近目立つ新人は断然ソルフ、コン、ジン、テプン、へウォンの5人組男性グループX-5だ。X-5のメンバーは180cmの長身で、ビジュアルもモデル並みだ。音楽も力強いパフォーマンスで見る人を圧倒し、MYNAME、AA(DOUBLE A)と共に、今年上半期、最も期待されている新人グループの一つだ。

X-5は昨年4月、シングル「Xenos(ゼノス)」を発売し、昨年の12月上旬に発売したミニアルバム「Dangerous」で活動している。

しかし、アルバム発売と共に押し寄せる海外スケジュールと年末の授賞式などのため、X-5は1月から本格的な活動をすることになった。多少、気の抜けた活動になるかもしれないが、X-5のメンバーは前向きな心構えで「2012年をX-5の年にするために、がんばります」と抱負を明かした。

リード曲「Dangerous」は恋人がいる女性に心を奪われた男の禁じられた恋を歌っている。この曲は、少女時代テヨンの「愛してる」を作ったプロデューサー、アン・ヨンミンと新人作曲チームstay tunedによる作品で、新鮮なサウンドとキャッチーなメロディーが特徴だ。

「Dangerous」のほかにもメンバーたちのパワフルな歌唱力が感じられる「狂った姿を見るかい」、タフで力強いサウンドに病み付きになるメロディーを乗せた「In da Club」なども注目を集める。


チョンジンの「ステージで楽しめ」というアドバイスを肝に銘じて

X-5は昨年11月26日、東京お台場のディファ有明で開かれたファミリーコンサート「第1回オープンワールド・フェスティバル・イン・東京」が忘れられないと言う。

「チョンジン先輩と大国男児先輩と一緒に公演しました。特にチョンジン先輩と一緒のステージに立てたのが光栄でした。チョンジン先輩は、僕たちがデビューする前からアドバイスもたくさんしてくださいましたし、ダンスや歌の指導もしてくださいました。チョンジン先輩の言う『ステージで楽しめ』という言葉が今でも忘れられません。デビューしたての頃は、カメラを探すのに夢中で、ダンスを間違えないようにと必死だったんです。しかし、今はカメラの位置も把握して、ダンスを踊りながら歌うことも出来ます。だいぶ慣れてきましたね」

チョンジンは今年3月、神話(シンファ)の活動再開を前に、準備に専念している。

「最近、チョンジン先輩の踊る姿を見ましたが、やはり変わらぬ腕前でした。“僕たちもあんな風にならなきゃ”と思うようになり、今も放送が終われば、ダンススタジオで練習しています。最近、チョンジン先輩が神話のメンバーの方とよく会い、話しているのをよく見ますが、神話の準備も着実に進んでいるようです」

X-5は、神話のように長く活動するグループになりたいという目標を明らかにした。

「チョンジン先輩が神話の長寿の秘訣について話してくれたことがあります。先輩は“激しく戦いなさい”と言いました。メンバーが多いから、お互い意見が異なることは当然だから、対立したり討論したりすれば、発展的なグループになれるというのがチョンジン先輩の考えでした。僕たちも宿舎生活を始めてから1年が経ちましたが、まだ仲良く過ごしています。ですが、長く活動するために、一度ケンカしてみないとですね(笑)」


演技にも自信があります

X-5はMBC「ミス・リプリー」やKBS「スパイ明月」で特別出演した。チームのメンバー全員がドラマに出演したのもユニークだが、メンバーたちもいい思い出として覚えている。X-5は歌やダンス以外にも演技に関心が高い。

コン:大学で演技を専攻しました。本当はミュージカル俳優になるのが夢でしたが、歌手のオーディションに合格し、X-5メンバーになることができました。歌うときも演技の要素は必要だと思います。今は歌手として活動していますが、機会があれば、ミュージカルにも挑戦してみたいです。

テプン:僕は機会があれば演技もしたいですし、バラエティ番組にも出演してみたいです。ジンと僕はちゃんとする時はちゃんとしてますが、笑わせる時はとても面白いです。チームでも“笑い”を担当しています。おそらく、歌以外の分野でも上手く出来ると思います。

記者 : カン・スンフン