イ・チャンドン監督映画「ポエトリー アグネスの詩」日本上映決定

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写真提供=キノアイジャパン
女優のユン・ジョンヒ主演の映画「詩」(監督イ・チャンドン、製作PINEHOUSE FILM)が来月11日、日本で公開される。

ドキュメンタリー「牛の鈴音(ウォナンソリ、オールド・パートナー)」の日本配給会社であり「真!韓国映画祭」などを開催して本格的な日本直配ビジネスを進めてきたキノアイジャパンが、今年初の日本直配作品として「詩」を選んだ。

第63回カンヌ映画祭で脚本賞を受賞し、世界で高く評価された「詩」は、日本で「ポエトリー アグネスの詩」というタイトルで公開される。

日本公開用のポスターと予告映像では、主人公であるミジャ(ユン・ジョンヒ)のクリスチャンネーム・アグネスを強調した。厳しい現実にぶつかったミジャが詩を通じて傷を癒し、自我を探していく過程を叙情的に描いている。

日本のキネマ旬報は「確実に傑作となるに違いない」、週刊文春は「日本の映画にはない力が感じられる作品」と評価した。また、読売新聞は「最後の10分間は涙が止まらなかった!」、日本経済新聞は「どんな傾向でどんな物語を描くとしても動揺せず、落ち着いて余裕のある目線で映画を作る監督は、もうイ・チャンドンの以外には存在しない!」と高く評価し、さらに期待を集めている。

映画「ポエトリー アグネスの詩」は、来月11日から東京の銀座テアトロを始め、全国巡回で公開される予定だ。

記者 : チェ・ミンジ