チョン・イル、交通事故で記憶を失った少女を訪ねる

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写真=JTBC
俳優のチョン・イルがJTBC「カムノル(※びっくり仰天の意味)ドリームプロジェクト」の交通事故で記憶を失った19歳のチョ・スルビさんのもとを訪れ、感動的なシーンが撮影された。

スルビさんは今年の7月に起きた交通事故で昏睡状態だったが、14日後に奇跡的に意識を取り戻した。しかし、それからずっと3歳の子どもに戻ってしまい、周りの人がわからない状態だった。
そんなスルビさんが事故に会う前、好んで見ていたドラマはチョン・イルが主演を務めた「私の期限は49日」で、チョン・イルのファンであったことが知られ、今回のイベントに至ったのだ。

「カムノルドリームプロジェクト」の制作スタッフからスルビさんの話を聞いたチョン・イルは、ドラマの最後の撮影日、休み時間を利用して病院を訪れた。スルビさんの好きな大きなクマのぬいぐるみをプレゼントし、「早く治って、一緒に食事しましょう」と指切りをしながら約束するチョン・イルの姿は感動的だった。

真っ白なクマのぬいぐるみを抱えて登場したチョン・イルを見て、スルビさんが発した最初の一言は「ウ~ワ!」だった。そして「誰だかわかる?」という質問に「チョン・イル」とはっきりと答え、スルビさんの父も、チョン・イルも、制作チームも皆驚いたという。

頭ではなく、心でチョン・イルを思い出したスルビさん。チョン・イルを近くで見ると顔が赤くなって恥ずかしがりやの20歳の少女に戻ったスルビさんだが、果たしてクリスマスの奇跡のように、忘れた昔の記憶を取り戻すことができるのだろうか。
クリスマスに奇跡をプレゼントする、感動的で心温まる物語は、24日午後10時10分、JTBCで放送される。

記者 : チャン・ヨンジュン