「美男<イケメン>ラーメン店」、マンガのような軽いタッチで人気

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写真=tvN 「美男ラーメン店」スクリーンショット
20日、tvN月火ドラマ「美男ラーメン店」(脚本:ユン・ナンジュン、演出:チョン・ジョンファ)が、全16話の幕を下ろした。

ヤン・ウンビ(イ・チョンア)がラーメン店を諦めてチャ・チス(チョン・イル)を選び、チェ・ガンヒョク(イ・ギウ)が二人の未来を心から応援するなど、同ドラマの結末はぬくもりに溢れていた。

また、気取った女教師のカン・ドンジュ(キム・イェウォン)はソコーチ(キム・イルン)と結ばれ、浮気者の“図々しい”ユン・ソイ(ホス)に常にやられてばかりだったキム・バウル(パク・ミヌ)は、ソイにがむしゃらに接し始めた。女の子のようだったウ・ヒョヌ(チョ・ヨヌ)も女性との愛に目覚め始めた。他にもウンビとチスの愛を反対していたチャソングループのチャ会長(チュ・ヒョン)、秘書のコ理事(ソ・ボムソク)、チャソン高校のイケメン三人の姿など、同ドラマの各登場人物のストーリーがホワイトクリスマスを背景に温かく終わりを迎えることになった。


乙女心を掴んだ

10月31日、第1話が放送された同ドラマは、KBS 2TVドラマ「嘘」「フルハウス」「彼らが生きる世界」などのヒット作を演出したピョ・ミンスプロデューサーがクリエイティブプロデューサーを務め、映画「甘い嘘」のチョン・ジョンファ監督が演出を務めたことで今年の秋の終わり頃から“ラブコメブーム”を予告していた。

体育の教育実習生のラーメン店の娘・ウンビとそっけない性格の財閥御曹司・高校生チスのアクティブな恋愛を描いた「美男ラーメン店」は、気軽で素直なストーリー、漫画のような想像力、スピーディーな展開が人気を集めた。

同ドラマは、第1話から12月19日に放送された第15話までの8週間、同時間帯の視聴率第1位(AGB二―ルセン・メディアリサーチ、ケーブルテレビ視聴世帯ベース、tvNとオリーブの2チャンネル合算)となった。特に10~20代女性の圧倒的な支持を得ていた。

写真=tvN 「美男ラーメン店」スクリーンショット


愛らしい独特のキャラクター

同ドラマの俳優らは、主演・助演を問わず独特で愛らしいキャラばかりだった。

イ・チョンアは今回の作品で“ラブコメの女王”に昇格し、チョン・イルは韓国を代表する“イケメン”俳優となった。9月に兵役を終えたイ・ギウは同ドラマのユニークなシェフ、チェ・ガンヒョク役を通じて、これまで強かった自身の“サラリーマンイメージ”を破ることに成功した。

同ドラマがデビュー作であるモデル出身のパク・ミヌ、チョ・ユヌなども個性溢れるルックスと演技で注目を集めた。他にもチュ・ヒョン、ソ・ボムソク、ホス、キム・イェウォン、キム・イルンなど出演者全員が生き生きと役を演じた。

同ドラマの最終回が放送された後、インターネット掲示板やSNSでは「久しぶりに見ているだけで幸せになるドラマに会えた」「私の人生の中で、最も新鮮なドラマだった」「悩みを吹き飛ばしてくれた作品」「今の出演者でシーズン2が見たい」「チスとウンビのその後が気になる」など放送終了を寂しがる視聴者の声が相次いだ。

一方、同ドラマの次に放送されるのは、来年1月30日から始まる「美男バンド~キミに届けるピュアビート」(脚本:ソ・ユニ、演出:イ・クォン)。同ドラマは自由な高校生バンド「眼球浄化」を中心に活気溢れる青春の友情や恋愛、音楽への情熱をめぐるストーリーを描いた全16話の青春恋愛ドラマだ。

同ドラマには、グループINFINITEのL(エル)、ドラマー出身タレントのヒョンジェ、MBC TVドラマ「私に嘘をついてみて」に出演したソンジュン、オーディション番組「SUPER STAR K3」出身のキム・ミンソク、イケメンキャスティング番組「Oh!Boy!」優勝のユ・ミンギュらが出演する。

写真=tvN 「美男ラーメン店」スクリーンショット

記者 : イ・ウイン