“壁に上る泥棒”チョン・ジヒョン「もともとワイヤーシーンが上手」

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女優のチョン・ジヒョンが11日に行われた映画「10人の泥棒たち」(チェ・ドンフン監督、ケイパフィルム製作)の打ち上げパーティーで名残惜しいと涙を流した。半年間共に笑い、共に涙した共演者やスタッフと別れる場であっただけに2次会まで参加したという。

この日の夕方 、チョン・ジヒョンは 「10人の泥棒たち」の共演者である俳優キム・ユンソク、イ・ジョンジェ、オ・ダルス、キム・スヒョンや約100人のスタッフとともにソウル市カンナムの某飲食店で食事をし、近くのカラオケに移り、別れを惜しんだ。チェ・ドンフン監督やショビックス社の関係者と一人一人あいさつを交わし、感謝の気持ちを伝え、別れを惜しんだという。

また、あるスタッフがチョン・ジヒョンに「姉さんのワイヤーシーンは忘れられない」と言うと、チョン・ジヒョンは恥ずかしそうに笑ったという。劇中、壁に上る泥棒「アニコル」役で出演したチョン・ジヒョンがビルの外壁を登るシーンのことだ。

チョン・ジヒョンは二ヶ月前、ソウル市ガードンファイブで行われた外壁に上るワイヤーアクションシーンでチェ・ドンフン監督とスタッフが驚嘆するほど自由自在に体を動かし、拍手を受けた。劇中の下着だけを身につけたうしろ姿が映るシーンは代役が演じたが、ワイヤーシーンのほとんどをチョン・ジヒョンが直接演じた。

13日、「10人の泥棒たち」のある関係者は「ジヒョンさんが映画『猟奇的な彼女』(01)当時からワイヤーアクションを行なっており、バンパイアハンターとして出演した『ラスト・ブラッド』の時はシーンの半分ぐらいがワイヤーアクションだったので、ワイヤーシーンでは右に出る者がいない。本人もワイヤーをつけた状態で食事もできるし、コーヒーも飲めると冗談を言うほどだ」と話した。

所属事務所のイム・ヨンジョン代表も「ジヒョンさんの新しい映画『ベルリンファイル』のミーティングがあって2次会までは参加できなかったが、ジヒョンさんはそこらのスタントマンよりワイヤーアクションが上手だ」と話した。

チョン・ジヒョンは「10人の泥棒たち」でキム・へスクと親子に扮し、貴金属と骨董品を盗むセクシーな泥棒「アニコル」役として出演する。「スーパーマンだった男」(08)以来、韓国の作品は3年ぶり。今後はリュ・スンワン監督の次作「ベルリンファイル」でハ・ジョンウの妻で在ドイツ北朝鮮大使館に勤めるエリート通訳官として出演する予定だ。

記者 : キム・ボムソク