「暗殺」5ヶ月にわたる撮影を終えてクランクアップ!ハ・ジョンウのスチールを公開

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写真=SHOWBOX
チェ・ドンフン監督の5作目の映画「暗殺」(制作:Caper Film、配給:SHOWBOX)の中国・上海と韓国を行き来した5ヶ月にわたる撮影を終えた。

映画「暗殺」は1930年代、上海と京城(キョンソン)を舞台に秘密の暗殺作戦のために集まった独立軍と臨時政府要員、そして殺し屋まで、祖国も容赦もない彼らの、結末が予測できない物語を描いた作品だ。「ビッグ・スウィンドル!」「タチャ イカサマ師」「チョン・ウチ 時空道士」「10人の泥棒たち」を手がけたチェ・ドンフン監督の5本目の作品で、秘密の暗殺作戦を巡って繰り広げられる様々な人々の物語を、予測不可能で緊張感あふれる劇的な展開でリアルかつダイナミックにスクリーンに描き出すと期待を集めている。

「暗殺」はチェ・ドンフン監督の前作にも出演したチョン・ジヒョンとイ・ジョンジェ、オ・ダルス、チェ・ドクムンに、今回初めて呼吸を合わせるハ・ジョンウ、チョ・ジヌン、イ・ギョンヨンが加わり、話題を呼んだ。

チョン・ジヒョンが暗殺作戦を率いる大将であり独立軍スナイパーのアン・オギュン役を、イ・ジョンジェが暗殺作戦を指示する臨時政府要員ヨム・ソクジン役を演じる。3000ドル(約36万円)で誰でも殺害する殺し屋ハワイピストル役はハ・ジョンウが、そして彼のマネージャーフォーマド役はオ・ダルスが務める。またアン・オギュンと共に暗殺作戦に投入される銃器専門家ソク・サポはチョ・ジヌンが、爆弾専門家ファン・ドクサムはチェ・ドクムンが演じ、韓国最高の俳優たちの新しい調和と変身を見せる計画だ。

また、クランクアップのニュースと共にハワイピストルに変身したハ・ジョンウのスチール写真も公開された。

先月31日、坡州(パジュ)で行われた最後の撮影はハワイピストルのハ・ジョンウとフォーマドのオ・ダルスのシーンで、最後の瞬間まで一時も気を抜けない雰囲気の中、進められた。

昨年8月27日にクランクインし、大規模なオープンセットの制作及び中国・上海と韓国各地を行き来する厳しい撮影スケジュールの中で俳優やスタッフたちの熱い汗と情熱を加えた「暗殺」は、5ヶ月にわたる103回の撮影を無事に終えた。

チェ・ドンフン監督は「『暗殺』は今まで撮影した映画とは異なる作品であるため、さらに難しかったが、とても楽しかった。特に、このように素晴らしい俳優たちと一緒に撮影することができ、本当に幸運だったと思っている」と、作品や俳優に対する愛情を示し、チョン・ジヒョンは「忘れない作業だった。アン・オギュンというキャラクターを私に与えてくれた監督に感謝の気持ちを申し上げたい。絶対に今日のことは忘れられない」とクランクアップの感想を伝えた。

またイ・ジョンジェは「クランクインの時にもそうだったが、クランクアップの前日も眠れなかった。それほど特別な作品だった。一緒に苦労した約200人のスタッフたちにも感謝している」と伝え、ハ・ジョンウは「とても楽しい現場だった。皆が苦労したし、感謝している」とチェ・ドンフン監督やスタッフたちに感謝を伝えた。

どんでん返しを繰り返すストーリー展開や1910年代から1940年代までの上海、満州、京城の様子をリアルに再現したリアルな見どころ、多彩なアクションシーンが結合したチェ・ドンフン監督の新作「暗殺」は、ポストプロダクションを経て韓国で今年の夏に公開される予定だ。

記者 : キム・ミリ