「7人の脱出」オム・ギジュン、本当の計画が明らかに…6人に新しいミッションも【ネタバレあり】

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※この記事にはドラマのストーリーに関する内容が含まれています。
写真=SBS金土ドラマ「7人の脱出」放送画面キャプチャー
オム・ギジュンの本当の計画が明らかになった。

韓国で4日に放送されたSBS金土ドラマ「7人の脱出」第14話で、マシュー・リー(=シム・ジュンソク、オム・ギジュン扮)は6人に新しいミッションを出した。

この日、マシュー・リーは、自分が“シム・ジュンソク”であることを隠すためにヤン・ジンモ(ユン・ジョンフン)を利用した。カン・ギタク(ユン・テヨン)のふりをしてヤン・ジンモの電話に出たマシュー・リーは、ノ・ハンナ(シム・ジユ)が自分の娘であることを知った。カン・ギタクと隠密な接線を計画していたヤン・ジンモの前に現れたマシュー・リーは、自分を裏切った代価としてノ・ペンヒ(ハン・ボルム)を殺すと脅迫した。ヤン・ジンモはなんでも聞いてあげる代わりに、助けてと哀願し、マシュー・リーは、ミン・ドヒョク(イ・ジュン)が自分の正体がわからないようにしろと言い、ばれた瞬間、全員殺すと話した。ノ・ペンヒとノ・ハンナを自分の家に入れたマシュー・リーは、約束を守るというヤン・ジンモにプレッシャーをかけた。

そしてマシュー・リーは、ミン・ドヒョクのところに行った。カン・ギタクの行方を聞くミン・ドヒョクに、ソンジングループにつかまり、苦労しているだろうと話を垂れ流した。ミン・ドヒョクは、怒りが抑えきれず、シム会長(キム・イルウ)のところに行った。そこでミン・ドヒョクはシム会長から呼び出されたハン・モネ(イ・ユビ)に会った。シム会長を攻撃しようとするミン・ドヒョクを止めるハン・モネ。ハン・モネにミン・ドヒョクの心は揺れた。しかし、これもミン・ドヒョクの同情心を誘発しようとするハン・モネの計略だった。四方が敵の状態でミン・ドヒョクでも自分の味方にして生き残るという魂胆だったのだ。

驚くべき反転はまた起こった。ソンチャングループのシム会長の“本当の”息子はミン・ドヒョクだった。シム・ジュンソクがミン・ドヒョクをターゲットにしたのも、彼に対する復讐をするためだった。マシュー・リーになった彼は、ミン・ドヒョクに“シム・ジュンソク”という名前を返すための罠を作った。自分と同じチェック柄のシャツをプレゼントし、シム会長からもらったお手製の時計もわざわざミン・ドヒョクの目の前に置いた。一瞬にしてシム・ジュンソクの共犯に仕立てられたミン・ドヒョクは結局、逮捕された。すべて“K”の罠であることに気づいたミン・ドヒョクは、警察が放心した間に脱出を強行し、彼の前に現れたハン・モネとのエンディングはこれからの展開をさらに興味深いものにした。

ソンチャングループには危機がやってきた。唯一の後継者であるシム・ジュンソクは連続殺人犯になり、彼が絡んでいる“バン・ダミ事件”は再捜査が行われている状況だ。ソンチャングループを守るためなら、もう息子のシム・ジュンソクを切り落とすしかなかった。そしてク秘書(チェ・ジノ)がマシュー・リー側の人間だったという事実も衝撃を与えた。ク秘書はマシュー・リーがシム・ジュンソクであることを知っている人物で、シム・ジュンソクの本当の父親だった。さらに「どうせ、人間は何が本当か、偽物か区分することもできない。自分たちが信じたいものだけを信じるのさ」というマシュー・リーの意味深な言葉は、またやってくる嵐を予告した。

マシュー・リーの顔でシム会長に会う日を待っていたシム・ジュンソクは、いよいよソンチャングループから招待された。自分が設計したゲームの終りが見え始めたマシュー・リー。ソンチャングループを訪れた彼がまたどんな恐ろしい行動に出るか、彼のゲームに巻き込まれたミン・ドヒョクと悪人たちはどのような運命を迎えるのか、今後の展開に注目が集まる。

SBS金土ドラマ「7人の脱出」は、韓国で毎週金、土曜日の午後10時に放送されている。

記者 : チェ・ナヨン