イ・ジョンジェ&チョ・インソンら「第13回美しい芸術人賞」の受賞者に選定…10月24日に開催

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写真=シン・ヨンギュン芸術文化財団
俳優のイ・ジョンジェ、イ・スンジェ、イム・グォンテク、チョ・インソン、キム・ソヒョンが、美しい芸術人賞を受賞する。

財団法人シン・ヨンギュン芸術文化財団(理事長:アン・ソンギ)が主催する「第13回美しい芸術人賞」の審査委員会は17日、「今年の映画芸術人賞にイ・ジョンジェ、演劇芸術人賞にイ・スンジェ、功労芸術人賞に映画監督のイム・グォンテク、グッドピープル芸術人賞にチョ・インソン、自主映画芸術人賞にキム・ソヒョンを受賞者として選定した」と発表した。

授賞式は10月24日、ソウル市高徳洞(コドクドン)にあるステージ28で開催される。同賞は2011年、シン・ヨンギュン芸術文化財団が創立される際に制定され、年末に映画、演劇、功労、善行、新人部門で活躍した人物を選定し、計1億ウォン(約1,100万円、それぞれ約220万円)の賞金と賞牌を受賞するイベントだ。

今年、映画芸術人賞の受賞者に選ばれたイ・ジョンジェは、1993年に俳優として活動を始め、「若い男」「ハウスメイド」「観相師 -かんそうし-」「暗殺」などの映画とテレビドラマ「砂時計」など40本余りの作品に出演すると共に、昨年エミー賞で主演男優賞を受賞した「イカゲーム」で韓国映画の世界化に貢献し、映画「ハント」の監督としても映画芸術の発展に情熱を捧げた。

演劇芸術人賞部門のイ・スンジェは、1956年に演劇「地平線を越えて」でデビューし、映画とドラマ、演劇俳優として活動してきており、今年演劇「リア王」の公演は89歳の年齢を乗り越え、3時間20分の情熱的な演技で関係者と観客の賛辞を浴びた。

功労芸術人賞部門は昨年、東亜輸出公社のイ・ウソク会長に続き、今年は映画「曼陀羅」「シバジ」「風の丘を越えて/西便制」など100本余りを演出したイム・グォンテク監督を選定した。イム監督は、韓国映画の発展に貢献した代表的な映画監督で、韓国の映画祭はもちろん、ベネチア、モスクワ、カンヌ国際映画祭でも本賞を受賞し、韓国映画関係者の力量を世界に見せつけた。

第1回のキム・ヘジャをはじめ、昨年のハ・チュンファに続き、先行芸能人に与えられるグッドピープル芸術人賞の今年の受賞者はチョ・インソンだった。彼は「密輸 1970」「モガディシュ 脱出までの14日間」「安市城 グレートバトル」などの映画を通じて俳優として忙しいスケジュールをこなす中でも、12年間、ソウル峨山(アサン)病院の子供患者支援と小児希少疾患治療費の後援のための活動、タンザニア貧民地域の学校建設を支援するなど、国際救援活動にも積極的に参加している。

新人賞と独立映画賞部門は隔年で受賞者を選定してきたが、今年は独立映画賞部門で最近映画評論賞の主演女優賞を受賞し、「ビニールハウス」で作品の完成度と成果に貢献したキム・ソヒョンを自主映画芸術家賞部門の受賞者に選定した。彼女は2000年、映画「The Record」を皮切りに「欲望 Lovers」「黒い家」「アトリエの春、昼下がりの裸婦」「悪女/AKUJO」などの作品を通じて優れた演技力を披露した。

この日の授賞式には過去の受賞者がプレゼンターとして出席する予定だ。授賞式はナウ済州TVとYouTubeチャンネル「シン・ヨンギュン芸術文化財団」、文化芸術メディア「インタビュー365」などを通じて実況中継される予定だ。

美しい芸術人賞を主催・主管する(財)シン・ヨンギュン芸術文化財団は2011年1月に設立され、毎年、上半期と下半期に2回ずつ、芸術人の子供の学費を支援する奨学事業と映画人材の発掘のための短編映画制作支援事業、韓国映画の未来である子供の映画体験教育事業などを行ってきた。

記者 : イ・ミンジ