TRENDZ、3rdシングル「STILL ON MY WAY」を発売“クオリティは最高…自信がある”

MYDAILY |

写真=Global H Media
TRENDZが、3rdシングル「STILL ON MY WAY」でカムバックした。

最近、TRENDZはソウル市中(チュン)区にあるマイデイリーの社屋でインタビューを行い、今月6日に発売されたシングル「STILL ON MY WAY」と、ワールドツアーについて語った。

「STILL ON MY WAY」は「BLUE SET」シリーズを終えた彼らが、約6ヶ月ぶりにリリースした作品だ。新たな方向へ進もうとするメンバーたちのストーリーを収めただけに、どのようなストーリーが展開されるのか注目を集めていた。

メンバーのイェチャンは「カムバックを控えて胸がワクワクしています。なぜなら7人全員が今回のコンセプト、ダンス、歌の雰囲気にぴったりだからです。それほど今作に満足していて、自信もあります。早くFRIENDZ(TRENDZのファン)や多くの方々に見せたいです」とカムバックの感想を伝えた。

ウンイルも「一生懸命に準備しただけに、素敵な姿、かっこいい姿でカムバックするため最善を尽くしています。いつもより空白期が長かったので、クオリティは最高にしました。多くのリスナーとファンの方々を魅了することができると思います」と自信を示した。

彼らは普段より空白期が長かったとし、待っていてくれたファンに申し訳ないと伝えた。しかし2022年1月にデビューした彼らは、これまでミニアルバムとシングルをそれぞれ2枚も発売し、休まずに走ってきた。

活発な活動は大変ではなかったのかと尋ねると、彼らはすぐに首を横に振った。カムバックをすれば毎日ファンに会うことができ、応援されるので休まずに活動することは幸せだという。彼らが辛かったのは、ファンがいない時間だった。その分カムバックが楽しみで、さらにかっこいい姿を見せるために一生懸命に準備した。

そのようにして準備したニューシングルには、限界にぶつかっても自分だけの道を歩いていくというメッセージを込めたタイトル曲「MY WAY」、希望的な雰囲気の「ven conmigo」、内在している自分を起こして価値を証明するという「O.Y.E」まで3曲が収録された。

今回にもハングク、ラエル、イェチャンが作詞に参加してグループだけの色を溶かした。ラエルは「今回の作詞は簡単ではありませんでした。海外スケジュールと並行しなければならなかったからです。そのような状況で、どうすれば最高のクオリティにできるかたくさん悩みました」とし、「結局は、3人でたくさん会話することが一番いい方法だと思って、意見を集めました。パートの分配についても絵で描きながら話しました」とビハインドを語った。

イェチャンは「まず音楽を聴いて、各メンバーが得意なパート、合うパートを話し合いました。パートが決まったら、曲の雰囲気や方向性について話しました。まとまった意見を何度も書き直してメンバーたちに聴かせて、フィードバックをしてもらい、さらに何度も修正して完成しました。クオリティの良いものを完成させるためアドバイスをもらい続けました」と話した。

このようにニューシングルにはメンバー一人ひとりの汗が込められている。リオンはメインダンサーとしてパフォーマンスディレクターを担当した。たまには怖い先生になって、よりかっこいいパフォーマンスを完成させるため努力した。細かい部分まで合わせて、繊細な部分に対してもアドバイスをするのが彼の役割だった。彼は「言うことを聞かない時もありました」と言いながらも、「全般的にとてもよくやってくれたので、今回も無事にやりきることができました」と笑顔を見せた。

またユヌは「パフォーマンスの試案が出てから、それを何度も修正しました。みんな最高の、最上のパフォーマンスを見せなければならないと思っていたからです」とし、「意見を出す時は僕が頑張って、事務所と話し合いました。そのようにして事務所とメンバーともに満足できるパフォーマンスが誕生しました」と嬉しそうに語った。

イェチャンはタイトル曲「MY WAY」について、「ドラムベースを土台にしたエネルギー溢れるナンバーです。傷ついてももっと走って、限界にぶつかっても最後まで自分の道へ進む、という強い意志と覚悟を込めました」と説明。

リオンは「カムバックへの不安よりは、ときめきの方がより大きいです。タイトル曲がとても挑戦的な曲でもありますし、僕たちがやったことのないコンセプトです」とし、「準備する時、最初は心配したのですが、今はたくさん練習して完成させたので自信があります。早くカムバックしたいです」と自信を示した。

ラエルも「僕もときめきの方が大きいです。タイトル曲自体が今のK-POP界では珍しいスタイルの曲だと思います。TRENDZというチームの色をさらに深める活動になると思います」とし、「心配事があるとすれば、ファンの方々とリスナーが僕たちにハマってしまうのではないかと、逆にそれが心配ですね」と冗談めかして言った。

カムバックと共に彼らは、音楽番組にも出演する。今回も多数の先輩、後輩とダンスチャレンジを行う予定だ。ダンスチャレンジはマネージャー同士が音楽番組の現場でコミュニケーションをとり、連絡して行われるケースが多い。当日に時間があれば、その日のうちにやることもある。

ラエルは「それぞれが振付を練習して、一回合わせてみたら、その後すぐにやります。直接アーティストの方々に会って、互いに一回ずつ教えて撮影します。そのため短い時間の中でやらなければなりません。これが本当の“チャレンジ”ですね」と話した。

またハングクは「今回のチャレンジのポイントは、自由に楽しむ雰囲気だと言えます。振付が難しいとチャレンジも難しくなることがありますが、今回は誰でも簡単に楽しめるチャレンジを作りました。みんなで楽しめると思います」と予告した。

秋がやって来ている中、カムバックの他に彼らをときめかせるものがもう一つある。それはワールドツアーだ。彼らは10月から20ヶ国でワールドツアーを展開する。インドネシア、トルコ、タイ、日本、カザフスタンなどでアジアツアーを展開した後、アメリカ25州とフランス、イギリス、オランダ、モロッコ、セネガルなどヨーロッパでも公演を開催して世界中のファンに会う予定だ。

ウンイルは「最近日本でショーケースも開催し、インドネシア、カザフスタンでも多くのファンに会いました。本当に楽しかったですし、改めて幸せだなと感じました」とし、「活動を終えてワールドツアーに突入しますが、ときめきと期待を抱いて一生懸命に準備します」と、ワールドツアーを控えて意気込んだ。

またハビッは「海外にいるファンの方々の中には、僕たちに一度も会ったことがないにもかかわらず、無限の愛をくださる方々がすごく多いんです。そのようなファンの方々にたくさん会うことができて嬉しいです」とし、「その愛に恩返しするため、今も毎日一生懸命に練習しています」とファンへの格別な愛情を伝えた。

ワールドツアーのスポイラー(ネタバレ)をお願いするとハングクは「スポイラーというよりは、僕たちが様々な楽曲を披露するために頑張っています。これまで見せたことのない姿が見られるツアーになると思います」と注目ポイントを伝えて目を引いた。

彼らのワールドツアーは、韓国でのカムバック活動を終えた後にスタートする。彼らはまた韓国で空白期を過ごすことになる。韓国ではまだ単独コンサートを開催したことはないが、懸念される部分はないだろう。

これについてユヌは「韓国のファンの方々が寂しいと感じるかもしれません。韓国のファンの方々ともたくさんの思い出を作れるよう努力しますし、一生懸命に活動をしますので心配しないでほしいです」とし、「海外ファンの方々も、このような部分を寂しく思わないでほしいです。本当に楽しみにしていますし、ワクワクしています。ライブで一緒に素敵な時間を過ごしましょう」と、ファンへの愛情を示した。

リオンは「海外で先にワールドツアーを展開することになりましたが、僕は順番が変わっただけだと思います。いつか韓国でも単独コンサートをやります。だからその部分はあまり気にしていません」と明かした。

ラエルも「僕たち全員が、韓国でも大きな公演をやりたいという気持ちを持っています」とし、「ワールドツアーを通じて僕たちはさらに成長できると思います。いつかより大きなステージでパフォーマンスができる日が来ると夢見ていますし、実現できると信じています」と抱負を伝えた。

記者 : カン・ダユン