“飲酒運転の疑い”ERU、第1審で懲役6ヶ月・執行猶予1年の判決

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写真=TVレポート DB
飲酒運転の疑いで法廷に立った歌手のERU(本名:チョ・ソンヒョン)が、懲役6ヶ月・執行猶予1年、罰金10万ウォン(約1万円)を言い渡された。

15日午後、ソウル西部地方裁判所刑事11単独のチョン・インジェ部長判事は、道路交通法上の飲酒運転及び速度違反、犯人の逃避ほう助、飲酒運転ほう助など、4つの容疑が持たれているERUの、第1審宣告公判が行われた。

同日、ERUは裁判直後、取材陣に対し「よくないことで多くの方にご心配をおかけし、申し訳ない。今回のことで被害を受けた方々にお詫び申し上げる。非常識な行動をせず、最善を尽くして生きる」と伝えた。

先立って検察は、今月1日に行われた初公判で、ERUに懲役1年を求刑した。

当時、ERUの弁護人は「被告人が飲酒測定の任意提出など、警察の取り調べに誠実かつ積極的に臨み、すべての犯行を自白したことを考慮してほしい。被告人がインドネシアにおける韓流の主役であること、認知症の母と暮らしていることを考慮してほしい」と、善処を求めた。

ERUは昨年9月に飲酒状態で車を運転し、警察に摘発されると、同乗者のA氏と運転者をすり替えようと試みた。彼は警察の調査過程で、A氏が運転をしたと主張し、A氏も自身が運転したと陳述した。しかし、警察は防犯カメラの映像で、ERUが運転席に搭乗する姿を確認し、犯人逃避ほう助の容疑を適用した。

さらに昨年12月には、江辺北路(カンビョンブクロ)九里(クリ)方向の漢南(ハンナム)大橋と東湖(ドンホ)大橋の間にある右側のガードレールと接触する事故があった。当時、ERUの血中アルコール濃度は免許取消レベルだった。

ERUは2005年にデビューし「黒い眼鏡」「白い雪」「二人だから」「白い涙」など多くのヒット曲を保有している。

記者 : シン・ウンジュ