「俺は恋愛なんか求めてない!」B1A4 ゴンチャン、BLに初挑戦“撮影前に他の作品をたくさん見た”

OSEN |

写真=ナンバースリー・ピクチャーズ
B1A4のゴンチャンが、BLドラマ「俺は恋愛なんか求めてない!」撮影時のエピソードと今後の抱負を語った。

最近、ソウル西大門(ソデムン)区大硯洞(デヒョンドン)にあるカフェで、ドラマ「俺は恋愛なんか求めてない!」の主演ゴンチャンのインタビューが行われた。

「俺は恋愛なんか求めてない!」は同名のウェブ漫画を原作に、嘘から始まった関係だが、本当の愛になった2人の物語を描く“ドキドキ信頼回復恋愛ストーリー”だ。

この日、ゴンチャンは第1話と2話が配信された後、周囲の反応について「公開前まで、ワクワクして緊張した状態で待っていたけど、12時になるやいなや俳優たちと一緒に見た。僕が見た時も面白かったけど、BANA(B1A4のファン)の皆さんはもちろん、原作漫画とBLジャンルのファンの方々も楽しみ、好きになってくださって感謝している」と伝えた。

BLジャンルに挑戦するために準備したことについては「ジャンルを理解するため、他の作品をたくさん見た。BLは他のジャンルに比べてどんな部分が違うのか気になった」とし「実は違う点はあまり見つけられなかったと思う。見ながらも『このジャンルがBLなの?』と思うほどとても面白くて、感情を表現する愛の方法が純粋で美しかった。じゃあ、僕もこうすればいいんじゃないかな? とたくさん考えた」と伝えた。

原作のウェブ漫画もすべて読んだという彼は「出演のオファーを受けた時から、ウェブ漫画が原作だと聞いていたので、気になってウェブ漫画を全て決済し、その場で最初から最後まで読んだ。携帯でウェブ漫画を見るのが難しくて本も決済し、配送してもらってもう一度読んだ」と明かした。「そのため『僕もこうして楽しく読んだので、ドラマになればファンの皆さんにも喜んでいただけるのではないか』と思って出演を決めた」と説明した。

ゴンチャンは、大手企業総務課の社員チ・ウォニョン役を演じた。チャ・ソウォンは劇中、世の中から消えた天才陶芸家のユン・テジュン役を演じた。現在、チャ・ソウォンは昨年12月に入隊し、軍服務を続けている。

ゴンチャンはチャ・ソウォンの反応について「お兄さんはグループトークに『弟たち、おめでとう』とハートのスタンプを送ってくれた。皆一緒に『お疲れ様でした』『第1話の放送、楽しく見よう」と言っていた」とし「それで今週は皆でお兄さんの面会にも行って、作品について話す計画だ。金曜日に第3話と4話が放送されるのでそれを見て、週末に会い、第1話から話し合うと思う」と伝えた。

チャ・ソウォンとの友情もアピールした。彼は「作品を始める前に相手役がソウォンさんだということを知った時、むしろ良いと思った。お兄さんのイメージがユン・テジュンとぴったりだったし、面白くできると思った」と伝えた。それと共に「ソウォンさんとのラブシーンの撮影はむしろ足りなかった。劇中人物としても、個人的にも仲が良いのでスキンシップがあるシーンではもっと激しくなったと思う」と冗談を言った。

それから撮影現場でのチャ・ソウォンとの相性について「序盤で僕の台詞が少し多かった。それで暗記に集中できない日があった。その時、ソウォンさんが監督のところに行って『しばらく時間をください』と言い、僕と車で息を合わせてくれた。ある意味、僕一人のせいですべての人に被害を与えることになったけど、お兄さんが先に(監督のところへ)行って、話してくれて、お兄さんも大変だったはずなのに息を合わせてくれて、感情も入れてくれた。その時、本当に力になった」と感謝の気持ちを伝えた。

劇中のチ・ウォニョンと自身のシンクロ率はどれくらいだろうか。ゴンチャンは「ウォニョンのMBTIは外向的で、僕は実は内向的だ。でも、仕事をする時やお兄さんたちといる時は外向的なので、人々と会った時に見せる社交性や、明るくて肯定的なエネルギーはウォニョンと似ていると思う」と説明した。それから「短所かもしれないが、自身の苦しみと大変なことをちゃんと話さないところがウォニョンと似ている」とし「ただ、劇中でウォニョンがテジュン社長に会い、痛みを乗り越えることになるけど、このようなウォニョンの姿を見て『大変なことを僕一人で背負っていくことは正解ではない』と感じ、共感した」と付け加えた。

ゴンチャンは、演技で惜しいところもあったと明かした。彼は「当然、惜しいことがなければ嘘だ」としながらも「それでも本当に最善を尽くしたし、ファンの方々がたくさん喜んでくださった。またありがたいことに、第1話と2話が出た最初の週にTVINGの人気映像になっていた。それだけ多くの方が愛してくださっていることをもう一度感じた」と伝えた。

特に彼は、現在公開されている第1話と2話を繰り返し見たと明かした。「元々、ドラマをあまり見ない性格だし、僕が出てくる映像は恥ずかしくてモニタリングをあまりしない。だけど、この作品は10回以上見た」とし「試写会の時は僕の姿が恥ずかしいと思ったけど、家に帰って再び見た時、僕自身を排除してストーリーや俳優たちのやりとりが一つずつ見え始め、面白くなった。こういう風にファンの方々が2回も、3回もご覧になるのではないかと思う」と笑った。

2011年、5人組ボーイズグループ“B1A4”としてデビューした後、芸能界で13年目になった彼は「今までやってきたことが『仕事』だと思ったことはない」と凛々しい姿を見せた。彼は「いつも面白くて幸せで、楽しい感情が大きい。働きに行ったらむしろ楽しくて、早くファンに会って、話し、ステージを見せたいし、遊びたい。この生活をしながらポジティブなエネルギー、明るいエネルギーが多くなったと思う。これはお兄さん(メンバー)たちとファンの方々がいたから、可能だったのではないかと思う」とファンへの愛情を表わした。

これまで大変だった瞬間については「以前、体調が悪くて手術したことがある。当時、B1A4のステージに上がれなかったけど、お兄さんたちのステージを後ろから見るのが本当に辛かった」とし「その時『僕は本当にこの仕事が好きで大切だと思っているんだ』と思ったし、それから健康にもっと気を遣うようになった。幸い、今はとても元気だ」と話した。

俳優と歌手としてはっきりとした目標も持っていた。彼は「本当にささやかだけど、僕の作品を見て、友達に紹介できる俳優になっている。紹介することは、このドラマが面白くて俳優についての話がしたいという意味じゃないか。『この作品にゴンチャンという俳優が出てくるんだけど、本当に良かった』という話を聞いただけでも幸せになると思う」と説明した。

歌手としての活動については「物足りなさがある。これまでパンデミックでファンと共にすることができなかったけど、昨年、誕生日にファンミーティングをした時は本当に『ここが天国なんだ』と思った。それから、もっと公演がしたくなった」とし「お兄さんたちと会う時も『僕たちいつステージをするのか』とし、今もアルバムを準備している。サンドゥルお兄さんが除隊したら、本格的に準備すると思う」と伝えた。

ゴンチャンにとって「俺は恋愛なんか求めてない!」とはどんな意味なのだろうか。彼は「僕が主人公として長くストーリーを引っ張っていくことは初めてで、大変な部分もあった。だけど、俳優たちと一緒に(作品を)作って没入していくうちに、僕も知らない間に成長していることを感じた。台本への態度や状況についての感情が大きく変わったことを自分で感じ、俳優としてこれからさらに進む地点に悩むようになった」と伝えた。

シーズン2について彼は「決まったことはまだないけど、原作のウェブ漫画の内容があまりにも多いので10話でできなかった話がたくさん残っている。たくさん愛されたので、機会があってシーズン2ができれば、できなかった話ももっとできると思う」とし「俳優と制作陣の方々と一緒にした時、いつも撮影が大変というよりは楽しく遊びに行く、楽しむ雰囲気なのでシーズン2でも楽しく撮影できそうだ。呼んでいただければ、シーズン2にも出演する」と強調した。

これから公開を控えている「俺は恋愛なんか求めてない!」第3話と4話以降についてゴンチャンは、「4人の登場人物の心を表現する方法と態度が、具体的で鮮明になる。このような部分に重点を置いて視聴していただければ面白くなるのではないかと思う」とし「『俺は恋愛なんか求めてない!』のOST(挿入歌)も僕が歌ったものがある。今週音源として公開されて、待っていただければ発売される」と付け加えた。

記者 : ユ・スヨン