故チョ・ミンギさん、本日(3/9)命日…突然の訃報から4年

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写真=Newsen DB
俳優のチョ・ミンギさんが亡くなってから4年が経った。

故人は2018年3月9日、ソウルにあるオフィステル(事務所としても住居としても使える施設)の地下駐車場の隣の倉庫で遺体で見つかった。

遺族の意向により司法解剖は行わず、葬儀も非公開で行われた。生前、チョ・ミンギさんはA4用紙6枚の遺書を残したが、具体的な内容は公開されなかった。

チョ・ミンギさんは2018年2月、清州(チョンジュ)大学の演劇映画学科で助教授として在職していた当時、多数の女子生徒にセクハラをした疑いが浮上した。警察調査が始まった時、故人は「すべてが僕の過ちです。僕によって傷を負った被害者の皆様に心からお詫び申し上げると共に、これから僕の過ちに対し、法的・社会的なすべての責任を回避しません。遅ればせながら全てのことを手放します。一生、僕の過ちを反省し、自粛して生きていきます。これから献身と奉仕で心の借りを返していきます。重ねて頭を下げてお詫び申し上げます」と、過ちを認めて謝罪した。

残りの生涯を反省し、自粛しながら生きていくと言った彼は、警察への出頭を控え、自ら命を絶った。これにより、セクハラ関連の捜査は「公訴権なし」で終結した。

被害者は2020年7月、JTBC「イ・ギュヨンのスポットライト」に出演し、「疑惑で終わり、空中分解してしまった事実が悔しい。何も終えられなかったし、何もできなかった。『終わりましたね』『お疲れ様でした』という言葉に苛立ちを感じた」と語った。

1991年の映画「死の賛美」でデビューしたチョ・ミンギさんは、1993年にMBC公採タレント22期に合格し、精力的に活動した。生前、OCN「パンドラ 小さな神の子供たち」にキャスティングされ、約6話の撮影まで終えたが、セクハラ問題で降板した。

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記者 : パク・スイン