メンバーからのいじめを暴露…元April ヒョンジュの弟が嫌疑なしに「虚偽事実とは判断できない」

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自身の姉がAprilのメンバーたちにいじめられたという書き込みを投稿した元Aprilのヒョンジュの弟が、警察から嫌疑なしの処分を受けた。

23日、ヒョンジュの法定代理人である法務法人ヨベク(担当弁護士:イ・ソンホ)によると、警察はAprilが所属するDSPメディアに訴えられたヒョンジュの弟を、嫌疑なしで送致することを決めた。ヒョンジュの弟が2月28日と3月3日、インターネットに掲載した文章と関連し、名誉毀損の疑いは成立しないと判断したのだ。

ヒョンジュの弟が投稿した文章の中で問題となった部分は、ヒョンジュがグループ内でいじめられたという内容、告訴人が事務所を訪れたヒョンジュの母親を見て挨拶もせず、あざ笑って通り過ぎたという内容、誰かがヒョンジュが乗っていた車の座席に腐ったキンパ(海苔巻き)を置き、後から来たメンバーとマネージャーが臭いと怒って悪口を言ったという内容、ヒョンジュが祖母からもらったタンブラーに告訴人がチョングクジャン(清麹醤:蒸した大豆を発酵させてすりつぶしたものを煮込んだおかず)を入れたこと、ヒョンジュのスニーカーを他のメンバーが履いた後、そのスニーカーを持っていけばと言いながら投げたという内容などだ。

捜査を行った警察は、「ヒョンジュの弟は姉のApril脱退の過程を遺憾に思い、真実を正すため文章を書いただけで、誹謗中傷の目的で文章を書いたとは考えにくい」と判断した。また、ヒョンジュがグループ内でのいじめで苦しんでおり、活動時のタンブラー事件、スニーカー事件などがあったこと自体は事実であり、この内容も告訴人とヒョンジュがAprilとして生活していた時にあった主な事実からそれほど外れない内容で、虚偽事実と見ることはできない」と判断した。

ヒョンジュ側は「弟は20日、嫌疑なしの決定を通知された。告訴人もヒョンジュと同様に20日前後に嫌疑なしの決定に関する通知を受けたとみられる。告訴人は計6人だが、告訴人に関する情報は閲覧・謄写の範囲に含まれず、告訴人が誰かは確認できなかった。追加の申請を通じて告訴人が誰なのか確認する予定だ」と明かした。

これに先立ち、Aprilが所属するDSPメディアは、Aprilと関連した文章をインターネットに掲載した彼女の高校の同級生A氏を告訴した。A氏は2月、ヒョンジュがAprilとして活動していた時、メンバーたちにいじめられて苦しんだという内容の文章を掲載した。

これに対しDSPメディアは「歪曲した主張である」とし、A氏を情報通信網利用促進及び情報保護などに関する法律違反(名誉毀損)の疑いで告訴した。その後、A氏は嫌疑なしの処分を受けた。

ヒョンジュは4月18日、自身のInstagramを通じて「2014年から2016年までの3年間、Aprilのメンバーからのいじめや暴言、悪口などに苦しみ、これによって極端な選択を試みたこともある」と明かした。

これに対し、Aprilの所属事務所であるDSPメディアは当日、「ヒョンジュの文章で言及された内容は
、客観的な事実とは全く異なる一方的で歪曲した主張に過ぎない」と反論し、ヒョンジュの弟とヒョンジュを相次いで告訴した。

Aprilのナウン、ジンソル、チェウォンも最近、ヒョンジュをいじめたことはないと自ら釈明した。また、あるメディアとの対面インタビューで「私たちは活動中、ずっとヒョンジュを怖がっていたので、そのような人をいじめたというヒョンジュの主張は話にならない」と主張した。

この過程でヒョンジュと一緒に撮ったプリクラ、卒業式で撮影した写真などを証拠として示したが、Aprilが言及した撮影の時期と実際の撮影の時期が食い違うなど、疑惑も追加された状況だ。

DSPメディアは、ヒョンジュの弟に嫌疑なし処分に関する追加の公式コメントをまとめて発表する予定だ。

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記者 : ファン・ヘジン