今、韓国発が最旬トレンド!K-POPからスイーツまで、2020年に“日本で流行った韓国アイテム”は?

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写真=:写真=キュヒョン、IZ*ONE Instagram

昨年はK-POPから韓国ドラマ、スイーツまで、韓国発のさまざまなものが日本で流行し、話題を集めました。

新型コロナウイルス感染拡大により、家で過ごす時間が増加。そんなSTAY HOMEの時間を豊かにしてくれたエンターテインメントからホームクッキングまで……そこで今回は、日本の芸能人もハマった、“2020年に日本で流行った韓国アイテム”を部門別にまとめてみました。

◆音楽:BTS(防弾少年団)

写真=BTS 日本公式Twitter
BTS(防弾少年団)は、新型コロナウイルス感染拡大により苦しむ人々に力を与えたいと、昨年8月21日に「Dynamite」をリリースしました。同曲は、米ビルボードのメインシングルチャートである「HOT100」で、韓国歌手として初めて1位を獲得しました。このニュースは日本でも大きく報じられ、SNS上では「Dynamite」を踊るダンスチャレンジも流行。「24時間で最も多く再生されたYouTube動画」の記録を更新したMVの再生回数は、現在7億回を突破しており、速いスピードで更に数字を伸ばしています。BTSは同曲を「ベストアーティスト2020」「FNS歌謡祭」「CDTVライブ!ライブ!」など多数の日本の音楽番組でも披露してトレンド入りするなど、大反響を呼びました。


◆オーディション番組:NiziU、ENHYPEN、JO1

写真=NiziU Instagram
昨年1月からスタートしたソニーミュージックとJYPの合同オーディションプロジェクト「Nizi Project」は、放送される度に練習生の名前がトレンド入りするなど、関心を集めてきました。選ばれた9人で結成されたNiziUは、サビの“縄跳びダンス”が印象的なプレデビュー曲「Make you happy」を6月に発表すると、たちまち大人気に。正式デビュー前にもかかわらず、MVの再生回数は1億回を突破。12月に正式デビューを果たした後には、体調不良で活動を休止していたミイヒも合流。完全体となって「第71回NHK紅白歌合戦」にも初出場を果たしたNiziUが、今年はどんな活動を展開していくのか、関心が高まっています。

写真=ENHYPEN Twitter
韓国で昨年6月より放送されたCJ ENMとBig Hitエンターテインメントによる初のグローバルアイドルプロジェクト「I-LAND」。優れた実力を持った23人の志願生がデビューを目指してミッションに挑む過程が描かれ、グローバル投票とプロデューサー陣の評価により選ばれた7人が、ENHYPENとしてデビューの夢を掴みました。特に唯一の日本人メンバーであるニキは、最年少であるにもかかわらず、魅力的なダンスパフォーマンスで目を引きました。彼らは昨年11月30日にデビューし、日本でも多数のワイドショーでインタビューが取り上げられたほか、早くも韓国の年末の音楽授賞式にも出演しており、今後の活躍に期待が高まっています。

写真=JO1 Instagram
昨年3月4日にデビューしたJO1は、Mnet「プロデュース101」の日本版であるサバイバルオーディション番組「PROCUDE 101 JAPAN」から誕生したグループで、当初から大きな注目を集めました。2020年はシングル2枚、アルバム1枚を発表し、音楽だけでなくバラエティでも大活躍。さらに「2020 MAMA」「KCON」など韓国の音楽イベントにも参加しました。最近では、一発撮りで歌を披露する人気YouTubeチャンネル「THE FIRST TAKE」で河野純喜が2曲を歌い、JO1を知らなかった視聴者から熱い反応が殺到。メンバー個々の実力にも注目が集まってきており、今後益々の飛躍が期待されています。


◆人物:J.Y. Park(JYPパク・ジニョン代表)

写真=パク・ジニョン Instagram
J.Y. Park(JYPパク・ジニョン代表)は、「Nizi Project」で練習生たちに愛情溢れるアドバイスをする姿で、“理想的なリーダー”として視聴者を感動させました。それと共に、練習生にキューブをあげる際の「来てください」という言葉なども流行。番組やYouTubeでは、おばたのお兄さんなど日本の芸能人が物真似を披露するなど、話題となりました。パク・ジニョン代表は「スッキリ」にも生出演。日本で「Nizi Project」の男性版も計画していることを明かしたり、海外雑誌のインタビューではアメリカを基盤とするガールズグループの計画についても言及しており、今後の新たなオーディション番組にも期待が高まっています。


◆ドラマ:「愛の不時着」「梨泰院クラス」

写真=「愛の不時着」「梨泰院クラス」ポスター
新型コロナウイルス感染拡大により、自宅で過ごす時間が増え、ネット配信で韓国ドラマを楽しむ人が増えた2020年。そんな中、韓国ドラマの中では特に「愛の不時着」と「梨泰院クラス」が、日本で爆発的な人気を誇りました。「愛の不時着」は、ソン・イェジン演じるユン・セリがパラグライダーで北朝鮮に不時着し、北朝鮮兵士のリ・ジョンヒョク(ヒョンビン)に出会うラブストーリー。2人の純粋な愛と北朝鮮の生活を興味深く描き、ドラマ名が2020ユーキャン新語・流行語大賞トップ10にランクインも果たしました。1月からは日本で展示会も開催される予定で、まだまだ冷めない人気を予感させています。

「梨泰院クラス」は、パク・ソジュン演じる主人公パク・セロイが、成功を夢見て大企業を相手に戦う復讐劇。その姿は男性からも大きな支持を集め、本作にハマっていることを公言する日本の芸能人が続出。「愛の不時着」と共に同作は、ハマっていることを公言する日本の芸能人が続出。さらに、パク・セロイのいがぐり頭を真似する人も。日本では片寄涼太やトレンディエンジェルの斎藤司がSNSに写真をアップして注目を集めました。

「愛の不時着」と「梨泰院クラス」は、NetfliX JAPANが2020年1年間で最も話題になった作品10本を選んだ中、それぞれ1位、2位を獲得するほどの人気ぶりで、ドラマファンから愛されました。


◆漫画:「女神降臨」

写真=「女神降臨」ポスター
韓国の大人気ウェブ漫画「女神降臨」は、外見にコンプレックスを持っていながら、メイクによって大変身した女子高生が、心に傷を持った男子高生と出会って繰り広げられるラブコメディ。漫画の面白さだけでなく、yaongyi(ヤオンイ)作家がまるでヒロインのジュギョンのように美しいことでも話題となった同作は、日本でもLINEマンガで連載され人気を呼びました。韓国で同作のドラマ化が決定し、昨年8月に主演をムン・ガヨンとASTROのチャウヌが務めることが発表されると、「シンクロ率がすごい」と放送前から大きな話題となりました。特にチャウヌは最近、ドラマ「私のIDはカンナム美人」の単独オンラインファンミーティングを日本で初めて開催するなど、俳優としても日本で注目度が益々高まっています。


◆流行語:きゅんです

写真=スホ、IZ*ONE Instagram
「TikTok流行語大賞2020」で大賞を受賞し、「JC・JK流行語大賞2020」のコトバ部門で1位を獲得したのは「きゅんです」でした。シンガーソングライター・ひらめの曲「ポケットからきゅんです!」に合わせ、人差し指と親指でハートを作る動画がTikTokで大流行。この指でハートを作るポーズは、もともと韓国でアイドルや俳優たちが、フォトセッションやファンに向けたセルフショットで披露していたもの。きゅんですは日本でうれしさや胸キュンを表現する言葉として使われており、NiziUやTHE BOYZがファン向けの動画で披露したり、NCTのロンジュンも生配信で知っている日本語として挙げたことがあります。


◆食べ物:タルゴナコーヒー、トゥンカロン、チーズキンパ

写真=アリン×ダヨンのアダリTVキャプチャー
新型コロナウイルスの感染拡大により、おうち時間を楽しむ方法の一つとして、韓国発のタルゴナコーヒーが日本でも流行しました。“タルゴナ”とは、韓国語でカルメ焼きを指し、インスタントコーヒー、砂糖、お湯を数百回混ぜ、牛乳の上にのせたものがタルゴナコーヒーです。BTSやTWICEなど、韓国の人気スターたちも挑戦しており、日本のファンにも広く知られました。

見た目が可愛らしいトゥンカロンも、インスタ映えするスイーツとして日本で話題となりました。トゥンカロンとは、韓国語で“太ったマカロン”を短くした言葉で、普通のマカロンよりもボリュームがあり、カラフルな見た目が特徴です。また、新大久保などを中心に、熱々の伸びるチーズが入ったチーズキンパ(海苔巻き)など、チーズの入った韓国フードも若者を中心に大人気となりました。

記者 : Kstyle編集部