放送終了「九尾狐伝」イ・ドンウク&チョ・ボア&キム・ボム、気になる3人の運命の結末は?

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※この記事にはドラマのストーリーに関する内容が含まれています。
写真=tvN「九尾狐伝」放送画面キャプチャー
イ・ドンウクとチョ・ボアが結婚した。

3日に韓国で放送されたtvN水木ドラマ「九尾狐伝」最終話で、イ・ヨン(イ・ドンウク)が転生して、ナム・ジア(チョ・ボア)と結婚する様子が描かれた。

ヨンはジアに愛しているという言葉を残して、大蛇(イ・テリ)と共に三途川に落ちた。三途川に落ちた大蛇は消滅したが、ヨンは消滅せずにジアの泣いている声を聞いた。

ヨンは「言ってあげないといけない。人間と九尾狐のラブストーリーは、元々こんな形で終わるものだと。最初から違う世界に住む私たちだった。愛という飛び石を渡って彼女と一緒に歩きたかった。人間になりたかった。私の夢は結局叶わなかったけれど、私の死は、初恋であり最後の愛でもある1人の女性に対する最も熱いラブレターだ」とし、手を伸ばしてジアに届くことを願ったが、結局2人は手を掴むことができず、ヨンは三途川の深くに落ちた。

ヨンが去った後、ジアは何度も懸衣翁(アン・ギルガン)のもとを訪れた。結局、奪衣婆(キム・ジョンナン)はジアに会い、「君がどうもがいてもイ・ヨンは戻ってこない。この世界にもルールというものがある。だめなものはだめなのだ。駄々をこねても取り返せるものではない」と彼女を断念させた。

家に戻ってきたジアは、家の前でク・シンジュ(ファン・ヒ)に会い、奪衣婆と話したことを伝えた。シンジュは「イ・ヨン様は、すべてを知っていてやったのだ。どうかイ・ヨン様を忘れて生きてほしい。それがイ・ヨン様が望んでいることだろう」と話した。

ジアに会ってきたシンジュは、ヨンを刺して苦しんでいるイ・ラン(キム・ボム)の頭を叩きながら、「しっかりしなさい。イ・ヨン様に渡してほしいと言われた」と言い、ヨンが残した映像を渡した。

ヨンはランに「私の弟、君は全然変わっていない。だから私なしでも生きていける。元気に生きなさい。君が守らなければならない。家族ができたから。あの森で言っただろう? 私は一度も君を捨てたことがないと。だから君も勝手に自分を捨てるな。私の分まで大切にしろ。これが私の最後の頼みだ」という映像を残した。

映像を見たランは泣き崩れた。その後、ジアとランは、ヨンが言った通り真面目に生き、ジアは「あなたは自分のことを忘れるようにと言ったけど、私はずっと待っているから」とし、「九尾狐伝」の制作を誓った。

ヨンは周囲の人々を映像に収めた。シンジュはキ・ユリ(キム・ヨンジ)にプロポーズした。一方で、ランはヨンを救う方法を探し、公園でジアと出くわした。ランは驚くジアに「僕は噂を聞いて彼に会いにきた」とし、村で会った占い師に目を向けた。

占い師は「2人の転生は、私の管轄だ。しかし、転生はランダムだ。ルールは知っているだろう?」とし、ジアとランは「取り引きしよう」と頼んだ。

ジアは「イ・ヨンが最も大切だ。今は彼がいないので、彼の記憶をあげる」と話し、占い師は「記憶は買わない。命は命で」と答えた。すると、ジアは躊躇なく「命を差し出す」と話した。

ジアの言葉にランは「じゃあ、イ・ヨンは? イ・ヨンの命は何になるんだ」とし、自身の命を差し出し、取り引きが成立して、ランは占い師とともに消えた。

その後、ヨンは人間に転生し、ジアの前に現れた。ヨンはジアに「私はもう昔の自分じゃないんだ。飛ぶこともできない。打たれたら痛いし、刺されたら怪我するし、君にやってあげられることが何もない」と話した。ジアは明るく笑いながらヨンのそばに駆け寄り、「かまわない。そんなことはどうでもいい」と言い、ヨンは「人間になってしまった。狂おしいほど会いたかった」と伝えて、我慢していた涙を流した。

再会した2人は、お互いの気持ちを確認し、ヨンはジアが撮っておいた「九尾狐伝」の映像を見た。その後、シンジュのもとを訪れ、シンジュはヨンに「各自のやり方でイ・ヨン様を待っていた」と話した。ヨンはランについて聞き、シンジュは「しばらく大変な思いをしていたし、イ・ヨン様を探し回っていた。最後は見ていない」と答えた。

また、ランが残した携帯電話をヨンに渡し、ランの携帯電話を見ていたヨンは、ランが残した最後の映像を見た。ランは「僕、もうすぐ死ぬんだ。あなたもカッコ悪く泣いたりしないで。あなたも生まれ変わって。とても不細工であってほしい。だけど、必ずまた会おう。兄さん」と涙を流した。ランの映像を見ていたヨンも号泣した。

その後、ヨンとジアは結婚し、ヨンは人間として生きていくことになったが、放送の終盤に傘を振り回して九尾狐に変身した。

記者 : チョン・ミヨン