「リメンバー・ミー」の公開20周年を記念して、4Kリマスターバージョンが韓国で5月に公開される。

異なる時間を生きる2人の男女のラブストーリーを描いたユ・ジテとキム・ハヌル主演のラブストーリー「リメンバー・ミー」の、リマスターバージョン第1弾ポスターが4月20日に電撃公開された。

「リメンバー・ミー」は1979年で彼を待つソウンと、2000年で彼女を待っているインが、異なる時間の間で無線通信をすることから繰り広げられる純粋なファンタジーロマンスだ。

「リメンバー・ミー」は、2000年5月27日に公開された後、映画ファンの間で「深く心に刻まれる映画」「映画は終始穏やかだが、心の中に響く感動が大きい」「韓国最高の恋愛映画」「この映画は評価9.5点以上をもらうべき」「セリフ、映画、音楽、演技どれも最高！」「まだこの映画から抜け出せずにいる」などの好評と共に、韓国映画最高のファンタジー恋愛映画とされる名作である。

「パボ（馬鹿）」「天国からの手紙」などを演出したキム・ジョングォンがメガホンをとり、「トンマッコルへようこそ」「小さな恋のステップ」など、韓国映画界最高の語り手としての名声を得ているチャン・ジンが脚本を手掛けた。また、キム・ハヌルとユ・ジテの出演作品の中で、最も熱い支持を受けている作品であり、そのほかにもハ・ジウォン、パク・ヨンウら最高の俳優たちを見ることができる楽しみもある。

「リメンバー・ミー」は、ストーリーだけでなく、感性たっぷりの映画OST（劇中歌）でも有名だ。歌手イム・ジェボムの代表曲「君のために」をはじめ、ピアニストキム・グァンミンの「悲しい香り」まで、映画の叙情的な感性をそのまま表し、いつまでも忘れられない濃い香りを残す。

ユ・ジテは「リメンバー・ミー」で「第8回春史（チュンサ）映画祭」と「第1回釜山（プサン）映画評論家協会賞」で新人男優賞を受賞し、「第21回青龍映画賞」主演男優賞にノミネートされた。また、キム・ハヌルも主演女優賞候補に上がり話題を集めた。映画の中で、主人公たちの心理を代弁するようなOSTと、様々な演技を見せるユ・ジテ、愛らしい魅力のキム・ハヌル＆ハ・ジウォンら、現在は最高の地位に上がっている豪華キャストの新人時代をスクリーンで再確認できるということで、映画ファンに大きなプレゼントのような時間を与える見込みだ。

公開確定のニュースと共に公開された第1弾ポスターは、受信機を持っているキム・ハヌルとユ・ジテの2人の主人公の様子をアナログ感性いっぱいのビンテージな雰囲気で描き、20年前のあの頃に観客を呼び戻す。“同じ愛を抱いた異なる時間の人”というフレーズとともに、1979年の女子大生ソウンと2000年を生きる男子学生インの2人の間で起きる話に対する好奇心を刺激し、「2020年5月、再び受信します」というフレーズと共に、さらに深い感性を届ける。

「リメンバー・ミー」は、5月に韓国で4Kリマスターバージョンで公開される。