「60日、指定生存者」イ・ジュニョク“劇中のオ・ヨンソクには余白の美が必要だった”

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※この記事にはドラマのストーリーに関する内容が含まれています。
写真=ACE FACTORY
俳優イ・ジュニョクが、オ・ヨンソクというキャラクターへの愛情を表した。

イ・ジュニョクは最近、ソウル市江南(カンナム)区新沙洞(シンサドン)のカフェで、韓国で放送が終了したケーブルチャンネルtvN月火ドラマ「60日、指定生存者」(脚本:キム・テヒ、演出:ユ・ジョンソン)の放送終了記念インタビューを進め、ドラマの秘話をはじめ様々な話をした。

劇中、全国民のトラウマとして残った「国会議事堂テロ」で唯一生き残り、奇跡の生存者というタイトルを獲得したが、その仮面の中にテロ共謀者の涼しい素顔を隠したオ・ヨンソクの二つの顔を完璧に演じたイ・ジュニョクはこの日、「このドラマは人同士の雰囲気がとても良かったので、愛着が沸いた。制作陣と俳優同士が、親密でとても楽しい雰囲気でよかった」と、放送終了後の思いを語り始めた。

続いて「オ・ヨンソクというキャラクターは、俳優たちと頻繁に会えないためにいじめられっ子のようだった(笑)。このような場で人々にたくさん会うことができなくて残念だ。しかし、打ち上げの時もとても雰囲気が良かった」とし、「それがあまりにも重要で一番良かった」と、ときめく気持ちを表した。

そのせいで、少し現場から離れた感じがしたのかという取材陣の質問に対し、イ・ジュニョクは「実際に『秘密の森~深い闇の向こうに~』の時も電話との演技をたくさんした。今回はそれがあったので監督と話をたくさんした。私の相手の俳優は、監督ではなかったのではないのだろうかと思う。オ・ヨンソクのキャラクター自体が寂しいので、わざと別で連絡をしようとしなかった」と冗談を言った。

特に14話でオ・ヨンソクが、部下により死を迎えたことに関して、イ・ジュニョクは「死ぬことまでは知っていた。原作でも死んだ。原作を全部見ていないので、どのように死ぬのかは知らなかった」とし「オ・ヨンソクがもう少し早く死んだらどうだっただろうかと思った。よりショックを感じるだろうし、後半の内容にスピード感がでたかもしれない」との考えを明かした。

ただし、これらの過程で叙事が不足したという指摘には「私は人物が正確に多くのことを表現するのは好きではない。オ・ヨンソクは、余白の美が必要だった。すべて表現されるとオ・ヨンソクのドラマになってしまい、パク・ムジンのドラマではなくなる」と強調した。

また「実際にみんなを全て考慮してみると、事情があって良い人物ではないか。もしドラマが30部作だったり、長くなったら深く説明することができるが、パク・ムジンの成長期として表現しなければならないので、オ・ヨンソクの情報をたくさん見せるより、スピーディに扱った。オ・ヨンソクは、現実の問題として軽く触れる程度にした方が良かったのではないかと思う。だから物足りなさが残るのが、むしろ良くなかったのでは、と思う」と感想を明らかにした。

アメリカのドラマ「指定生存者」をリメイクし、韓国の実情に合わせローカル化し、視聴者の関心を受けた「60日、指定生存者」は、劇中「VIP」の正体についての好奇心を最後まで引き出し、自己最高視聴率である6.2%(ニールセン・コリア有料プラットフォーム全国基準)で終了した。

記者 : イ・イェウン