WINNER キム・ジヌ、ソロデビューに対するプレッシャー「再デビューする気分で一生懸命練習した」

OSEN |

WINNERのキム・ジヌがデビュー5年目にして、ソロ歌手キム・ジヌとしてデビューを果たした。

キム・ジヌは最近、ソウル麻浦(マポ)区合井洞(ハプジョンドン)のカフェで1stソロシングル「JINU's HEYDAY」発売記念ラウンドインタビューを行った。キム・ジヌは2014年8月17日グループWINNERとしてデビューを果たした。そして5年目にして初めてソロとして自身の姿をアピールする機会を得たのだ。

この日、ソロ歌手キム・ジヌとしての最初の歩みはインタビューであった。普段から達弁なメンバーたちのおかげで進行を任せられたことのないキム・ジヌは、「とても緊張しています。いつもは4人で一緒にやっていたので、1人になった不安もあります。少し苦しいですね」と率直な心境を語った。

しかし緊張感ばかりではなかった。今回のアルバム発売により、ファンとの約束を守ることができ、自身だけの楽曲が誕生した為、ときめきもあったという。キム・ジヌは、「ファンの皆さんも待っていてくださったアルバムなので、とても嬉しいです。特に“自分の曲”ということが一番嬉しいです。しかしソロよりも、やはりグループのほうが良いですね」と、ソロデビューの感想を語った。

タイトル曲「CALL ANYTIME」は、甘いギター旋律とリズム感のあるベースが印象的なポップジャンルの曲で、繊細な恋愛感情を愉快に描いた歌詞が特徴だ。メンバーのソン・ミノがフィーチャリングを務め、作詞・作曲にも参加して期待を集めた。

特に「CALL ANYTIME」の清涼感あふれるメロディとキム・ジヌの柔らかい美声がバランス良く合わさった。また、初々しいときめきを表現した歌詞もキム・ジヌにぴったりだった。これ程にも相性のいい曲をどの様に見つけたのか尋ねると、「私が作曲家CHOICE37兄さんに頼みに行きました。元々は『無題』のような楽曲が欲しかったのですが、『CALL ANYTIME』の方がもっと合いそうだと思い、選択しました。メンバーたちも曲を聴いてすぐに、僕とメロディ、全体的のトーンがよく合っていると言ってくれました。事務所の方々にもそう言っていただけました」と「CALL ANYTIME」との出会いを語った。

デビュー5年目にして初めて独り立ちするという点で、キム・ジヌのプレッシャーは大きかった。「最初は大変でした。そんな思いを少しでも無くすために、練習生の時のように一生懸命に練習しました。弱いところが見えないように一生懸命に練習したのです。再びデビューする気分でした」 大きなプレッシャーを乗り越える為にキム・ジヌが選んだ方法は“練習”であったという。

キム・ジヌは作詞・作曲には参加しなかったが、その代わりに楽曲の選択や、全体的なアルバムのコンセプトで多くのアイデアを出した。雑誌形式のアルバムコンセプトも彼のアイデアだった。「以前、僕はある記者の方に『1人が雑誌の全てのページを埋めることはありますか?』と聞いたことがあります。すると記者の方は、とても珍しいケースだと教えてくれました。その時から、いつか一度はやってみたいと思っていました。今回のアルバムを準備している途中にそれを思い出して、アイデアを出しました。今回のソロ活動で様々な姿を披露したかったからです。雑誌には、様々な写真やコンテンツがたくさん詰め込まれていますから」と、雑誌形式のアルバムコンセプトを選んだ理由を明らかにした。

“様々な姿を見せたかった”という言葉は、一見陳腐に思われるかもしれない。しかし、キム・ジヌが言うと話は違う。「イメージが、いつも綺麗でハンサムで……そういうものばかりだったので、その固定概念を破りたいと思いました。いつまで“顔天才”でなければいけないの? と思いました。実際は他の姿も多いのに、WINNERでどの様に表現すれば良いのかわかりませんでした。私も怒ったり悪口を言ったりすることができるのに、悪口も言えなさそうだというイメージがあると思います。今回の活動で『こういう一面もあるんだ』と思っていただきたいです。あまりにも僕の一部にだけ関心が偏ってしまい、僕自身もその偏見に閉じ込められているように感じました」普段から「顔天才」「ビジュアル担当」「かわいらしい子」など、ルックスで評価されることが多かった為に、新しい一面を見せたい気持ちが強かったと語った。

所属事務所YG ENTERTAINMENTは最近、内部の事情のため落ち着きが無かったのは事実だった。特にキム・ジヌのソロアルバムは、全体的にYGの総合プロデュースを担当していたヤン・ヒョンソク元代表が辞任した後、YGで初めてリリースしたアルバムであったため、人々の関心がさらに集まった。

これに対してキム・ジヌは、「音楽的なカラーに変わりはありません。私は自ら作曲はしていませんが、WINNERの雰囲気が一変したり、突拍子もない音楽を発表することはありません。WINNERの音楽カラーはある程度確立していると思います。代表がいた頃はもっと細かく調整して貰ったのですが、今もそれ程変わりません。ファンに待っていただいているので、できるだけ早くリリースしたかったのです。曲も揃っているし、準備も万端なのに、いつまでも準備ばかりをしているわけにもいきませんから」とコメントした。

また、社内の慌ただしい雰囲気に影響を受けなかったかという質問に対し「怯まずに自分のやるべきことをやっていました。外で何を言われても、しっかりと一生懸命に頑張っています。おそらく全てのアーティストがそうだと思います」と力強い一面を示した。

ソロデビューを果たしたとは言え、キム・ジヌは相変わらずWINNERの一員だ。特にキム・ジヌがWINNERを思う気持ちは切ないものがあった。キム・ジヌの初のソロ活動も「WINNERの活動の延長線」であった。キム・ジヌは「楽曲が成功しても成功しなくても、とにかくWINNERのメンバーの1人として歌を歌っていると思っています。目標はWINNERのアルバムを出すことです」と今後のWINNERとしての活動にも期待を呼びかけた。

キム・ジヌは今回のアルバムを準備している間、WINNERのメンバーにたくさん助けられたという。実際に「CALL ANYTIME」にはソン・ミノ、カン・スンユン、イ・スンフンの声が入っている。「スンユンにディレクティングを頼みました。レコーディングをする時に不安だったので、『ちょっと来て見てほしい』と頼んだのです。スンユンもスンフンも来てくれました。終盤に“テチャン”(一緒に歌うこと)があるのですが、メンバーたち皆で歌いました。私の曲ですが、WINNERの曲です。WINNERのメンバー全員の声が入っていますから」とメンバーとの友情を語った。

更にメンバーたちの応援も大きかったという。キム・ジヌは「ミノに『緊張するな』と言われました。『兄貴がしたいように、今まで通りにやればいい』とい言われましたが、それは言うほど簡単ではないですね。普段はあまり話をしない方なのに、こんなにたくさん話をしているので。他のメンバーたちも『緊張しないで、兄貴』と言うのですが、いざここに来ると、上手く行きませんね。しかしメンバーたちのおかげで頑張ることが出来ました。メンバーたちに本当に感謝したいです」と感謝の気持ちを伝えた。

ソロ活動をグループ活動と結びつけて考えているキム・ジヌにとって、成績に対する負担もあったはずだ。WINNERはこれまで全タイトル曲で音楽配信チャート1位を獲得し、キム・ジヌに先立ってソロ活動を披露したソン・ミノも好成績を上げたためだ。しかし、キム・ジヌの考えは違った。「プレッシャーが重いですね。しかし順位よりも、スタッフやメンバーたちが僕のソロアルバムを準備している時に、『大変だったけど面白かった』と思ってほしいという気持ちが一番大きかったです。アルバムが失敗しても、怯んだりすることはありません」と語り、キム・ジヌの心暖まる考えを語った。

記者 : シム・オンギョン